今回はT氏 と共に富山県東部にアカイカ&シロギスを釣りに行きました。
夜中にアカイカをやって、昼間はシロギスを釣ります。
土曜日の21:30に出発して夜中の1:00に現地に着き早速出船準備をして夜中の2:00に出船しました。
そして港の出口であることに気づきました・・・・・
あれ!?冷却水が出ていない!!!
基本的に出ていて当たり前なので普通の人はあまり見ないと思いますが、心配症な私は時々冷却水を見ています。
おかげで港を出る前に気づいてオーバーヒートを回避できました。
深夜に沖合でオーバーヒートとか命に関わりますから・・・・・・!
そして最悪の事態は回避できたが、エンジンの状態次第ではこのまま帰ることになるかも・・・・と嫌な予感が脳裏を過ぎりました。
そして一度 出船場所に戻ってニードルで排水口をつついてみましたが2~3滴しか水が出ません・・・・・
(船外機は意外と排水口に塩分結晶やゴミなどが詰まってしまうことがあるのでまずココを疑いました)
「冷却水が上がって来ないということは・・・・・コレは・・・・・まさかインペラか?インペラだったら部品交換だからこのまま帰ることになるな~」なんて思いながら、なんと港でそのままエンジンを分解しました。
まさか港の波打ち際でロアーケースをバラすことになるとは夢にも思いませんでした・・・・・(泣)
ロアーケースを外しメインシャフトとクラッチを引っこ抜き、インペラのケースを開きます。
しかしインペラをチェックすると全く問題がありません。
そして通常ではあり得ないことですが、インペラのケースから冷却水のホースが外れていたかもと思い慎重に組み上げてエンジンをかけるもやはりダメ・・・・・(泣)
それならば冷却水の流れる経路が詰まっているのかと燃焼室横のケースを分解・・・・・・詰まってない・・・・・ならばこのままならどこまで水が上がるか!!とケース開けっ放しでシリンダーがむき出しのままエンジン始動・・・・・すると水路から噴き出してくる水!!!!!
(注意) (シリンダーのケースを開けたままエンジンを掛けるとエンジンが壊れる可能性大なので絶対に真似しないで下さい。)
ここまで水が上がる以上コレは完全に排水口周りだと思い再度ニードルを刺し、思いっきり一番奥まで差し込んでから力いっぱいゴリゴリと引っ掻き回してからエンジン始動!!!
すると・・・・・最初に白い水が吹き出てからようやく冷却水が出始めました。
おかしい・・・・いつも帰ってから10分以上フラッシングをしているのに何で・・・・??
自力でエンジンをバラしてメンテしたりするスキルがあるとイザという時に大概の事には対処できますが、今回はそのスキルが裏目に出て逆に事態をややこしくしてしまいました。
そしていざ出船となると時間は既に4:00・・・・・(泣)
それでもと取り敢えず海に出てポイントに向かうと最近海が大荒れしたのか流木などがガンガン流れています・・・・・・怖!!
T氏 が船首に乗っていると私からは前が見えないのでT氏 にホイッスルを咥えさせ、正面に漂流物を見つけたらホイッスルを吹いて回避する方位の手を上げろと指示!
T氏 は忠実に笛を吹いて右手や左手をブンブン上げていました。
そしてポイントに着くも水は白濁しているしクラゲの楽園状態で釣りを断念し再度港に帰港・・・・
明るくなるにつれて地元のミニボートの方々が来始めていたので、色んな方々に朝の挨拶をしつつ暫しの雑談をしました。
そして夜間航海灯などを片付けて、群馬から来る1992艇の船長さんと合流!!実は事前に連絡を取っていたのです。
この1992艇の船長さんは非常に釣りが上手く、いつも色々なポイントを教えて頂き非常にお世話になっている方です。
コチラが1992艇の船長さんです。
この方のボートは鬼のように速いです!!
そして西寄りのポイントまで移動をしてシロギスの船団に混じってシロギス釣りをしました。
1992艇の船長さんは水深300m位の所でスロージギングをして巨大なサワラを釣ったようです。
コチラはと云うと・・・・・・
こんなのや
こんなのが釣れました。そして即捨てました。
更に本命のシロギスやアジなども釣れたのですが、アホなので本命の写真を撮り忘れました(笑)
ちなみにシロギスは15~18cmが5匹、アジは15cmくらいが10匹ほどです。
その後1992艇の船長さんと出船場所の北側のエリアに向かいポイント開拓。
ポイントに着いてから別行動になりました。
こんなのしか釣れませんでした。。。。。
そして10時になった所で釣行終了となりました。
そして1992艇の船長さんに「そろそろ帰ります」とTELすると、1992艇の船長さんは違う場所で粘って型のいいシロギスを釣ったとの事でした。
私の船は片付けに1時間位かかるのですが、その間に1992艇の船長さんも帰港し、二台でつるんで「富山の8番ラーメン」でお昼を食べて解散になりました。
自宅に帰って道具を片付けてからエンジンをいじります。
海水が入っているとネジが固着したりとヤバイので、エンジンの夜にバラした部分を再度分解しパーツクリーナーで洗浄してから、オイルやグリスをくれてメンテしました。
もうコレでこの手のトラブルは起こらないと信じています。
今回は海中の状況がかなり悪く貧果に終わってしまったので、来週末に天気が良ければもう一度富山方面に行きたいと思っています。
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