まずは釣券を買って、湖に出て、陣地を築く。
陣地の設営中に近くのおじさんに「ドリルを貸してもらえないか?」と声を掛けられる。
地元の上手そうな人なのにドリルを持っていなかったので、少々不思議に思いながらも、快くマイドリルをお貸しした。
普段は諏訪湖や木崎湖のドーム船でやっている方なのかしら?
ドリルを貸したついでにその人の陣地の雪を、マイスコップで掘ってどけたら、ずいぶんと感謝された。

オッチャンもビックリする位の猛スピードで掘ってやった

氷上釣りは冬の中でも厳寒期の釣りなので、週末に湖に行くと一面に雪が積もっており、深雪の中をエッチラオッチラ歩いていき、雪を掘って氷を出さなければならないのだが、これがまた重労働だったり、実は醍醐味だったりする。

こんな感じで釣っています。っていうかよく見たらロッドケースが雪の中に倒れてるし・・・
この湖のワカサギは日によって回遊ルートが違うのか、場所ごとの釣果のむらが激しいです。
特にこれくらいの時期になると、大勢に徹底的に叩かれた魚がスレて、その日の「当たり」以外の場所では腕の差がイコール釣果に繋がります。
前回も自分は20匹ほど釣りましたが、5mほど離れた距離にいる両隣の人は3~4匹や7~8匹程度の釣果で、右隣の方は頻繁に釣れているタナや群れの遊泳層を聞いてきました。(私は魚探を持っていた為)
このような渋い状況では、魚探のアドバンテージはとてつもなく大きいです。

この日は50匹ほど釣る事が出来ました。
このワカサギの入っているボックスを見て、某釣り具店で千数百円で売っている奴だ!と思われた方もいるかも知れませんが実は違います。
これは全く同じ物を500円ほどで自作して、ステッカーチューンした物です。
因みに15分ほどで作ることが出来ました。
後々わかった事ですが、この日の当たりの場所で釣っていた方は100匹以上釣り、逆に釣れなかった人は0匹だそうです。
ココの所は魚がスレまくりで、家族連れなどのビギナーの方はノーフィッシュで帰ることが多いそうです。
最後にもう一度 我が陣地を

