第３ラウンドに 突入する直前 ミイラに背をむけた 虐待君
終わったと 安堵も束の間てか 秒単位で 振り返り
もう一度 謝って貰おうか と 車イスのフレームが 低いタイプなので 左の ボディを 蹴る
ボディて 生身の身体よぉ
てか 喧嘩慣れしていないから チンピラ蹴りみたいな 何か 変な蹴り方
でも 決して ユルくはない 音がする
そこで Mさんの見解は
ミイラは やられ慣れている
障害者とか 已然の問題で 若い頃からやられ慣れているなと
これ以上 暴力を受けたくないときは
泣き叫ぶでなく ただひたすら 暴力が収まるのを 身を縮めて 蚊の鳴くような声で ごめんなさい ごめんなさい と 謝りも続ける
奪われた エネルギーを 補うかのように
自分より弱い者を 恫喝したり 暴力をふるったりして 自分が 奪われたものを取り戻すのだろう？
これは 虐待君も 同じ事
普段は ミイラと逆
奪われ続けているから 弱い者に 上から行く
虐待君が 何故に 皆から あれこれ言われるのかは
感謝を知らない
仕事をするときはするが しない時は
座り込んで 動かない 圧倒的にしない時 多いんだけど
自分は特別な人間だと思っているふしがある
反面 身体が弱いが 仕事では 迷惑かけません
一生懸命働きます と 言いつつ
人に 仕事を押し付ける
Mさん 早出 遅出 夜勤入り 明け
総てにおいて 同じ仕事をする
てか やらないから サクサクと動かなくては
終わりが見えないからですが…
たまりかねた Mさんが せめて 五分五分の仕事をして と 伝えると
そっくり その言葉を返しますよ と言われ
普段は 言いたくない 私に 手帳持ってるんやで
健常者やったら 私に 仕事を押し付けるな
貴方の分も仕事してるんやで
そう言っても 最初から解って働きに来たんでしょ 今更 そんな事通じませんよと…
Mさんが言いたいのは 自分の仕事は総てこなしたうえに 何故か 身体的に 扱いにくい人々の身体介護を Mさん一人でこなしている
虐待君だけでなく 他の職員も Mさんに仕事を押し付けていた傾向にある
今では随分 改善されましたが
話はそれましたが
たまりかねたMさん 何してるんよ あかんわだ
やりすぎやで と 大声をだす
すると ミイラの顔から血が
血ぃ出てるで と 虐待君に言うと 擦り傷でしょ
と
悪びれもせず
いやいや 擦り傷にしても血ぃ出てるやん
てか 擦り傷の血の出方ちゃうやん
虐待君 まだ クールダウンしてないが
証拠隠滅に入る
血を拭おうとしたが 拒否される
後程 🩹をはりに 部屋まで行ったらしいが
絆創膏🩹なんかで 隠れる傷かい
ビックリするわぁ
ミイラの顔には 大きな傷の跡が 古傷のようですが 傷に沿って 切れた？ 裂けた？
よく解らないけど とにかく 傷が出来て 流血
因みに 医者にもみせてないよぉ
毎週 往診あるのにぃ
てか 蹴られた 脇腹も 見てないだろ