彼女の発病は 夫と 姑の虐待から始まる
彼女の身体的ダメージから かなりな 暴力も受けていたよう
おそらく 彼女の中の 幼い兄弟から察するに
幼少期の両親も影響していると推察されます
実際 両親は 彼女に 自死しろと ナイフを投げつけたようです
その辺りは リストカットを繰り返す彼女に
家族も言い分があるように思えますが
地獄まで 付き合ってくれなかったと言うか
そうなる前の段階で 向き合えなかった 家族の問題でしょう?
実際 彼女の中の人格は
擁護してくれ 我が子の非を認めた 青年の母を陥れ
自分を罵り続けたと 青年に告げています
それでも 青年の母は 彼女を悪だとは言いませんでした
私の中の 息子から 離れてほしいと言う気持ちを彼女は感じ取ったのかもしれない
母である私と あの人は 息子を取り合いしているのだろう
冷静に話す 彼の母は 人目もはばからず
ただ 私より あの人を信じ 私を罵倒する 息子が 悲しくて 情けないと 泣いていました
青年の言い分は 母を信じていたのに裏切られた
弱き人 あのような状態の人にたいして 罵ることが許せないと
青年に あなたのお母さんは 非常にはっきりとした人であり
罵ったのが 本当なら 理由をのべ 罵ったのがなぜ悪い と 言う人じゃない?
お母さんが 言っていないと言うなら 言ってないに違いない
お父さんも ワシはきついことを言ったが
お母さんは あの人をかばい ワシをたしなめた
ワシは お母さんが 何故 もっと言わないのかと
腹が立った そう話をし
青年も ようやく 理解してくれ 母に謝罪していました
それでも 奇妙な同居生活は 彼女の新しい住みかが決まるまで 継続となりました
普通なら 両親に 叩き出される可能性が高いと思いますが
青年の母が 連れてきた息子に非がある
きちんと 送り出すまで 同居生活を認めると
広い心? 人として 正しい事をすべき?
青年の母の心情は はかりかねますが
やはり 親子だなぁと 感じる場面でもありました
そんな 寛大な両親の対応も
彼女を追い詰めていきます
青年の母を羨み
青年の父には アパートから 追い出される
その不安が膨らんでいったようです