本来なら 六百二日目のはずですが
3日程 水垢離を出来ない理由がありました
解○性同一性○害の女性と関わる機会があり
少しだけ 彼女の 闇ではなく 哀しさに触れました
彼女は 四十代
二十代前半の青年と一緒に暮らしておりました
清潔で 花を飾るような青年の家は まるでゴミ屋敷
そこに 居た女性の佇まいは 正に 陰たる者
誰しも 青年を変えてしまい 堕落させてしまったのは彼女だと思うでしょう
実際 彼女を悪と見なす人々が 彼女を忌み嫌います
青年の母は かなり変わり者であり 人嫌いを豪語しておりますが
彼女は 本当は 人が好き? 愛を表には出さず と言うか 出せない人だと言うことにも気づけました
自分の息子のアパートに 見知らぬ 性別もわからない 或いは 外国人?とも 伺える 見知らぬ女性がいる
動揺し 外に出て 本当に自分の息子のアパートかを
確認する
青年の父は 彼女に畳み掛けるように 質問を浴びせる
声をあらげ 彼女を非難する
親としては当然かもしれない
生ゴミが異臭を放ち 小蝿が飛び交い ウジがわき
脱いだ衣類は散乱する部屋
異常としか言えない光景
青年の母は 冷静?
彼の母も 私と同じく 人の感情が流れ込み
それが苦痛で 人嫌いだと言い 深く人と付き合う事を拒むのです
きつい口調の父を なだめ 静止させ
その女性を擁護する
その女性の哀しさを感じたからだそうです
それに加え 部屋に漂う 息子の ズルさをも読み取れたらしいので
彼女は パニ○ク障害 過○吸 う○病と 言い
実際の診断名もそうでした
でも 青年の母は 彼女の中に 違う人格を感じたのです
オリジナルな?彼女は 最初に対峙した 気弱な彼女かもしれない
話しているうちに 瞳 表情 声のトーン 話し方が変わる女性
青年の父が気付かない変化 多分 回りの人間が 見過ごす変化を
<二重人格 或いは気分屋ととらえられているであろう変化>
これらを 感じ取り 彼女の中には 違う人がいる
それも オリジナル 以外に三人の人がいると 感じたようです
この後に 息子に 縁切り宣言をされる両親
それでも 何とか 和解して 話が出来る状態になった
時
母は 息子に
お母さんは 彼女の中に 複数の人間を見た
彼女の病気は 診断名通りではない
そう切り出すと
青年は
解ってるよ ○離性同一○障害やろ
そう答えました
彼女は 謝った病名と診断により 救いを求めた
精神科医に傷つけられ
法律家に頼っても 精神病の彼女より 権威のある医者の話を信じる 弁護士
生活保護課も 彼女を軽く扱い
不動産業者も 彼女を人間として扱わない
それに怒りを覚えた青年は 彼女を家に連れ帰り
役所と交渉し 新な住みかを探していたようです
それでも 対応の悪い 市職員や 不動産業者を殴ってしまったりと
青年も 闇の部分が増幅していき
先に述べたような ゴミ屋敷になっていったようです
それでも 医学部に通いつめ 一緒に生活し
知り得た状況から 彼女の病名を 探り当て
何人かのドクターと 話をし
彼女の病名に確信をもてたようです
それでも 彼女の主治医は その病名を認めません
研究分野の 医学部の教授は
おそらく 今の日本の医療では 彼女の病名を認めないだろう
と 嘆いたようです
そんな 状況の中で 事件は起こり 警察も関与する事態に発展したのです
以降は また 認めます