さてと久しぶりに本編へと戻って参りました。また再び京都を舞台にお話しは展開されます。今回は、蓮sideから見たお話しになります。
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BOX"R"の撮影後、東京に戻り幾つかの仕事をこなした数日後、再び俺達は京都嵐山へと戻ってきた。

東京にいた日々の中で俺は事務所の人達だけには、素性を明かした。取り敢えず正式に公表する日までは内緒にして欲しいとお願いして(正確には社長が脅したんだけど💧)あるので事実上、事務所内では俺の素性は公然の秘密になっている。


「ふう~やっと着いた。ずっと座ってたからお尻痛い💦少し体動かさないと。」

「俺もだよ。意外と電車内空いてたもんな。それでもチラチラ見られてたけど慣れるとそんなに気にしなくなるもんなんだな。」


京都嵐山駅からもタクシーに乗ってきたので、ずっと座りっぱなしだった俺達。
やっと最上家の前に着きタクシーから降りて荷物を降ろし玄関前にやって来ると家を開けていたのは数日間だけだったのに何か懐かしい気分になった。


「ん?どうしたの?コーン。」

「ん……ちょっとね。何かこうしてると新婚生活してるみたいで嬉しいなと思って。」

「ふぇ😳💦?ししし新婚生活ってー!恥ずかしい事を言わないで~!!」


俺が思わず正直に意見を言ったら顔を真っ赤にして家の中に猛スピードで入ってしまったキョーコちゃん。
本当にからかうと可愛いもので時々こんなイタズラ心が生まれてしまう事がある😁


「ごめんごめん( ´_ゝ`)ゞちょっとからかいすぎたよ。」

「んもう!あーいうことは絶対に人前ではしないでよ!
まだ家の前だったから良かった。見てる人いなかったみたいだし。」

ぷうっと頬を膨らませて怒る姿も可愛い。

「ハイハイ分かりました。以後充分気を付けます。」

そう言って俺達は、まず仏壇に線香を上げて無事に仕事を終えて帰って来た事を報告した。別に俺は仏教徒と言う訳ではないが、最上家とヒズリ家は菩提寺が同じらしい。
キョーコちゃんに倣って俺もこの家で過ごすようになってからは、毎朝仏壇に線香を上げている。
俺はそういうった事に特に信心深い方ではないが、京都と言う日本の古の都という地域性の為にそれが習慣付いている生活も悪くないなと思うようになっていることに最近気づいたんだ。

そのあと東京から持ってきた荷物を整理を始めた。時折、東京での仕事もあって京都と行ったり来たりの生活をしてこの家で過ごすようになってもう1ヶ月以上経つ。
よく見ると生活感のある物が増えていて、なんかこっちの方が過ごしやすいと感じるようになっていた。

大分気温も下がってきて寒くなってきているし、紅葉シーズンもそろそろ終わりだよな。
そんな事を感慨深く考えてると……

ピンポーン🎵

チャイムが鳴ったので俺が対応すると言って玄関へと行き戸を開けた。するとそこには3人の男の子が揃って俺の顔を見て驚きの顔をして呆けていた。


「えっと……その…どちら様かな?君たち家に何のご用で来たのかな?」


俺が聞いても何も答えずまだ呆けてる子達。何か皆似てるな。年齢的には1番背の高い子は12歳くらい、その次に6歳くらいと3歳くらいの3人の男の子がチョコンと立っている。兄弟だろうか?
よく見ると、全員リュックを背負い他にも両手に旅行鞄やキャリーバッグにスポーツバック等の大きな荷物を持っている。
俺が3人をじろじろ見て観察していると後ろからキョーコが声をかけてきた。


「蓮兄さん、どうしたの?お客様?誰が来たの?」

「あ……うん。何かこの子達がいたんだけど何を聞いても答えないんだよ。どうしたらいいのか分からなくて。迷子かな?警察に知らせる?」


俺がキョーコに男の子と会わせると、更に驚いた顔をして1番背の高い男の子ともう一人の男の子が漸く口を開いた。そしてとんでもない言葉を放った。

「母さん!?」
「ママ!?」

「「はあΣ(Д゚;/)/!?」」

俺達は一緒にハモり驚くと更に男の子達は、続けた。

「嘘だろ!?確かに父さんが言ってたけど、イトコのキョーコ姉ちゃんが俺達の母さんに似てるって。バアちゃんにも似てるって聞いてはいるけど。こんなに似てるなんて思ってなかった!それにもう一人父さんにソックリな親戚のお兄ちゃんもいるから頼りにしろ!って言ってたんだ!!」


父さん……?イトコのキョーコ姉ちゃん?バアちゃんにも似てるって……。
俺はその子の話を聞いて頭の中で言葉のパズルを組み合わせて見た。その結果としてある答が予想として浮き上がり、聞いてみることに。


「あの……君たちもしかして、ここにいるキョーコちゃんの伯父さんである最上京介さんのお子さんなのかな😓?」


冷や汗をかきながら俺が聞くと、1番大きな子がもう一人の子と目を合わせニッコリと笑い答えてきたのである。


「はい!俺達、最上京介の息子です!キョーコ姉ちゃんの従兄弟になります!!宜しくお願いします!!キョーコ姉さん、蓮兄さん!」


元気よくハキハキと答え丁寧にお辞儀をしてきた。
そして1番小さい3歳くらいの男の子が俺の足元に寄ってきて二人とは違う言葉で大きな声で満面の笑顔で俺達の事を呼んだ。

「パパとママだ!!」

スベっ!!ゴン!!

その場に俺達は思いっきりスベって転び頭をぶつけてしまい、痛い思いをしてしまったのは言うまでもない。


「ちょっと…何言ってるんだ!?この子は?ビックリして思わずコケちゃったじゃないか😓」

「えっと💦あれ?それじゃ伯父さんも帰ってきてるの?何処にいるのよ?伯父さん何処~~!?」


キョーコが立て直して玄関の外に出て京介伯父さんの事を呼んでるけど姿が見えない。
何で子供達だけいるんだろうか?何か嫌な予感がするんだけど💧


「父さんいないよ。はいこれ手紙預かってきた。暫く用事があって海渡って北の国に行ってくるからって。俺の実家で待ってろよ。って言われてここにきたんだよ。イトコの姉ちゃん達がいなかったら隣のフジワラさん?だったかな?その家の人に言うか、ヒズリ家に行けって言われた。ほら地図も渡されてるし。あ、俺の名前はカケルって言うんだ長男で13歳。次にコレが弟のカイ6歳。んでその1番ちっこいのがヒビキ3歳。宜しく😁✌️❗」

ニカッと笑いピースをして俺に父親からだと言う手紙を渡してきた長男のカケル君だった……😓

32 へ。

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まさかの展開が起きました!
ニョホホホホ(*^O^*)
いやいやまさかのキョーコの従兄弟登場!!
しかも男だらけの三兄弟。『2人のヒミツ』より1人増えてます(笑)

因みに漢字で書くとこうなります。

長男…翔(カケル)
次男…櫂(カイ)
三男…響(ヒビキ)

これに、『蓮(レン)』とキョーコの子役時代の芸名『花蓮(カレン)』が加わると、蓮・花蓮・翔・櫂・響となり何だか画数の多い名前で兄妹ッポクなるのを見越して名付けた次第です(笑)