久しぶりの投稿。一応、今年のキョコ誕話になります。
実はこのお話、夢見る少女じゃいられないの世界観で描いております。前話からは季節が一気飛びしますが本編とは別に読んでくださいませ(笑)。
⚠️「」→日本語。『』→英語。《》→AIボイスです。
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今年も私の誕生日がやって来た。そして去年に続いてグレイトフルパーティーも開催。
去年と違うのは、映画『Route』の打ち上げパーティーも兼ねていて、レオ監督と呉前Pに日本人キャストを加えて仲良くなったアビゲイルとクロエに刀剣マニアのケニーさんと大御所俳優もアメリカから招待した次第だ。
因みに、偽物プリンスことセディとマッチョ・ザ・モヒカン男ことビル・ネルソンを含む一部の若手俳優は除外した。と言うか…セディは、絶対に無理だし他の若手俳優達とも最後まで相容れなかったし。セディは、逮捕されちゃったものね…😥
その他に、又従兄弟のユートさんにだるま屋の女将さん大将、クーパパ&ジュリママ、お母さんと藤道先生と片桐先生も招待。あと…某国の王子様も大使館経由で一応出しておいた😅
グレイトフルパーティーの事を聞き付けてしつこく電話してくるもんだから出さざるを得なかった。
結局来なかったけどね。母国のイベントに参加しなきゃいけなくて涙ぐんでキャンセルしてきたし。
迎賓館の庭には、パールディアとグランディスもいるし。
私が帰国してから約1ヶ月後に国内最大級のゲームイベントに出演するためにイギリスから空輸便でやって来たのである。
そこから日本にずっと滞在中。
そんな皆を招待して24日も終わろうとしていた。そんな中で私は敦賀さんの姿に戻った久遠さんに声をかけられ、別室へと案内された。
「敦賀さん、この部屋で何するんですか?」
「その格好のままじゃ誕生日祝えないだろ?君のためにドレス用意したんだ。それに着替えてくれないかな?」
そう言うと、社長の秘書であるルトさんがドレスを持って部屋に入ってきた。因みに私は、コックの格好をしている。
今年も、料理を担当していたからだ。
「キョーコ様、こちらに着替えて下さい。メイクもミス・ジュリーウッズが担当してくださるそうです。」
「ハーイ、キョーコちゃん。メリクリ~&ハッピーバースデー🎉😉❤️」
そう言って、サンタガールの格好をしたミューズ様が現れた。
「ええ?ミューズ様がメイクしてくれるんですか!?魔法のメイクを?ありがとうございます~😂」
「じゃあ外で待ってるから、テンさんお願いしますね。」
「OK蓮ちゃん。とびっきり美人にしてあげるわよん。」
敦賀さんとルトさんは、部屋の外に出ていき私は早速ドレスに着替えた。そしてミューズ様のヘアメイクが始まり最後にアップスタイルにして少し足らない部分はエクステンションで長めにしてアップ&ポニーテールスタイルに。
イギリスから帰国した後に、一度エクステンション外してそれから切らずに伸ばしてたんだけどまだちょっと足らなかったみたいだ。因みに、泥中の蓮の撮影もあったから地毛の黒髪に戻していた。
敦賀さんが用意してくれたドレスは、パステルブルーのシンプルAラインオフショルダードレス。腰元には濃紺の帯リボンで留められていた。
ちょっと大人っぽいドレスだけど似合ってるのかな😳💦
全て準備が終わり、部屋から出ると直ぐ近くの壁にもたれ掛かってスマホをいじくる敦賀さんを見つけて寄っていった。
「敦賀さん?お待たせしました。どうですか似合ってますか😳?」
私が話しかけると、敦賀さんがジーッと見つめてきた。そして漸く口を開いて……
「うん…とっても似合ってるよ。俺の見立て通りサイズもピッタリだね😊そろそろ行こうかどうぞお姫様。」
優しい笑顔で私の事を誉めてくれ、左腕を差し出し私は無言で頷き敦賀さんの腕に右手を絡めた。
会場に着くまで私の心臓は、かなりドキドキしていた。
会場に入ると、ちょうど12時の鐘が鳴りいきなりバースデーソングが流れてきた。
「Happy Birthday キョーコ!」
大勢の方からのバースデーコールと拍手が鳴り響き、私の事を祝ってくれてきてくれた。
「キョーコお姉さま18歳の誕生日おめでとうございます。皆さまを代表してこのお花を贈りますね🎉😉❤️」
マリアちゃんが私の前にやって来て、笑顔で大きな花束を私に手渡してくれた。
「ありがとうマリアちゃん。そして皆さんありがとうございます。」
私が丁寧にお辞儀すると、更に拍手が大きくなり皆が祝ってきてくれた。
「キョーコちゃんおめでとう~~🎉」
「ついでに敦賀君との婚約もおめでとう🎉😉❤️」
「いよっ!若夫婦😁ペアリング似合ってんぞ!」
最後に村雨さんが揶揄ってきて皆の笑いをさらった。私は、イギリスから帰国した後久遠さんから頂いたラピスラズリの石が填められている指輪をしている。
そして現在、敦賀さんが左手の薬指には同じデザインでエメラルドの石が填められている指輪が鎮座しているのだ。
「ちょっと村雨君、からかわないでくれるかな?」
「いいじゃんか別に😁」
皆で和気あいあいとしていると、色んな人達から誕生日プレゼントが手渡され私は両手いっぱいになってしまった。
「流石にこれ以上持てないんですけど~~💦」
「キョーコちゃん、荷台借りてきたからこれに置きなよ💦」
そう言って、ブリッジロックの光さんが少し大きめのクリスマス仕様になってる籠付き荷台を持ってきてくれたのである。
「ありがとうございます光さん。」
「いえいえこれくらい。それと…俺達ブリッジロックからも誕生日プレゼント!皆で金出し合って買ったんだ。一番上に置くね。」
そう言って光さんも大きめの箱を一番上にポンと置いてくれた。
荷台の籠は、もうプレゼントで一杯になっている。
「俺達からもプレゼントあるんだが…流石にこれにはもう入らんな。後で家に帰ったら渡すがいいか?キョーコ。」
「そうね。私達のプレゼントかなり大きいし。」
クーパパがジュリママと話していると、迎賓館の庭にいるパールディアとグランディスが顔をパーティー会場に入れてきた。
「どわぁ!!ビックリした~~💦」
村雨さんが、驚いて尻餅を着いてしまい近くにいた人達も驚き騒然としてしまった。
「ちょっと、パール?何してるの💦」
《マスター・キョーコ。何か上空から飛んできます。複数の生命体反応あり。》
「上空から…?」
私は、パールに促され迎賓館の庭へと歩き空を眺めると確かに何か飛んでくるのを発見した。
その後ろから皆もぞろぞろと庭へとやって来た。
だんだんとその姿が大きくなってきて、ゆっくりと降下しながらこちらに近寄ってくる。
その姿に私だけでなく、皆が驚いた。
シャンシャンと鈴を鳴らしながら、複数のトナカイに引かれ空飛ぶソリに乗る赤い服に身を包む人物が2人…。
「サンタクロース…?」
紛れもないそれはサンタクロースだった。しかも2人いる。
「はい!?サンタクロース?本物?」
「マジもんのサンタクロース?ウソだろ💦」
「と、とと飛んできたわよ!本物じゃない?」
その場にいた人達も本物だと言っているし…本当に本物のサンタクロース!?
「まさか本物?そんなバカな😓」
隣にいた敦賀さんも驚いていた。すると近くにいたグランが口を開いた。
《いやあれは…俺達と同じ小型軽量化された反重力システムを積んでいる乗り物だ。スキャンしたらソリのそこ部分に駆動系エンジンが搭載されているのを発見した。乗っている人物達は、普通の人間だ。更に言えばトナカイは、アニマロイドだ。》
「え?普通の人間にアニマロイド?」
グランの説明で、別の意味でまた皆が驚く。騒然としてる中、迎賓館の庭へとサンタクロースが乗るソリが私達の目の前に降り立ち、2人のサンタさんがソリから降りてきた。
1人はかなり背が高い。敦賀さんと同じくらい見た目も欧米人に見える立派な白いお髭をしたサンタさん。
もう1人もそれなりに大きいが、180㎝くらいのサンタさんだった。そちらも立派な白いお髭を蓄えていた。でもなんだかちょっと違和感があるような…?
「「皆さんメリークリスマス!」」
日本語で2人で、挨拶してきた。その言葉と姿にパーティーに参加していた子供達が大喜びで眠気も勝って駆け寄ってきた。
「本物のサンタさんだ!」
「スゴーイ、ホントに飛んできたよ!」
「良い子にしてた皆にクリスマスプレゼントを持ってきたよ。ほら並んで。」
駆け寄ってきた子供達に名前を聞いて、袋の中から各々にプレゼントを出して渡していくサンタクロース。
「わあっ!これ欲しかったゲーム機だ。」
「私も、このぬいぐるみずっと欲しかったの。」
「サンタさんありがとう😆💕✨」
「あれ?皆の欲しかったプレゼント渡してるけど…どういうこと?」
すると隣にいた敦賀さんがこめかみに指を当てて何か分かったような顔をしていた。
「何となく分かったよ。社長、あなたの仕業ですね。」
「な~んの事だかな😁?」
近くにいたアラブの富豪のような格好をした社長がニヤニヤしていた。
「このパーティーに招待した子供達の親御さんに欲しがってるもの聞いて、プレゼント用意したんじゃありません?それでグラン達の反重力システムを使ったソリ作ったんでしょう。エリック教授言ってましたよ。アジアに住む大富豪の依頼受けて、後何台か軽量化したシステム作る予定だって。それって社長なんじゃありません?違いませんか?」
「子供達には内緒にしとけよ。夢がなくなる。」
小声で私達に言ってきた。やっぱり、イベント好きな社長っぽいサプライズね。
暫くするとプレゼントを全て渡し終えて、子供達は迎賓館の中へと戻っていった。
私はそれを見て、微笑ましく感じていると先程まで藤道先生とワインを飲んでいたお母さんがサンタさんの事をジーッと見つめていることに気付いた。
そして大きなサンタさんが私に、プレゼントを渡してきたんだ。
「キョーコにもプレゼントだよ。Happy Birthday。」
「これは私からや、誕生日おめでとう。」
「え?私にも…ありがとうございます。」
もう1人のサンタさんも私にクリスマスプレゼントではなく、誕生日プレゼントを渡してくれたのである。
それに今、関西弁を話してたような?
素直に受け取ったけど、何だかこの2人のサンタさん……なんだか初めて会ったような気がしない。何処かで会ってるような?
するとお母さんがズンズンと2人のサンタさんの元へと近寄ってくる。そして……
「何してんねん、ジジィども!!」
大きな声で、2人の襟元に手を掛けて揺さぶり始めた。
それにお母さん、顔が赤くなってるような…酔ってる!?
「えっ、ち、ちょっとお母さん!何してんの?サンタさん達困ってるし💦」
「おいおい冴ねーちゃんやめろや!2人の年齢考えろ!それにそんなに飲めねーくせにまた酒飲んだろ💦!」
クーパパも駆け寄ってきて止めに入ってくれた。
「久しぶりに会ったと思ったら……いきなり酔って詰め寄ってくるとわなぁ😅少しは酒控えんか冴菜。」
「うっさいボケ!このクソジジィが。全然連絡寄越さんと!国籍は、日本なんやからたまには帰ってこんかい!誰が実家維持してると思うてんねん!」
お母さんがかなり酔ってるのは分かってるけど…その話し内容に私は気付いた。この2人のサンタさんの正体に。
「もしかして、ひいおじいちゃん?レイモンドおじいちゃんなの?それにこっちのサンタさんも何だか初対面じゃないような気がするんだけど…誰?」
「キョーコ…やっと気付いてくれたか~~そうや~レイモンドや。お前の曾祖父の!ついでにコイツは、お前の祖母ヨーコの婿の父親。つまり祖父方の曾祖父や!」
「やっぱり、俺も何となく見覚えがあったからまさかとは思ったけどひいおじいさんだったんですね。」
「おいおい、Wひーじいちゃんやんけ!ビックリしたわ。」
敦賀さん、ユートさんも一緒になって驚いてしまった。
「悠人も久遠も久しぶりやな。それとキョーコ…大きゅうなったなぁ。美人さんになってヨーコさんによう似とるなぁ。」
ヨーコとは、私の祖母の事だ。間違いない、もう一人の曾祖父である繁縷陽春(ひずり・ようしゅん)だ。
名前は、母に教えて貰って知っていた。ハワイで産まれて帰国した後にホンの一時期だけどヒズリ家でも少し世話になってた事があるらしくて何となく覚えてたみたい。
しかしまさか2人の曾祖父が、サンタクロースになってやって来るとは思いもしなかった。飛んでくるし…2人とも良いお年してるのに事故ったらどうするつもりだったんだろうか😥?
「いやぁ、中々スリリングやったで!六本木通りまではトラックに乗せて移動してたんやけどなぁ。事故渋滞にはまってもうて、全然進まんし12時までに間に合わんと思うて、急遽トラックから降ろしてそっから飛んできたんや。ダハハハ!その場にいた人達もワシ達がソリに乗って飛んだもんだから呆気にとられて驚いてたで。ついでやから歩道にいた子供達にもお菓子配っといたわ。」
飛んできたって……後で警察に怒られるんじゃないのかな😅?
因みに後日というか25日のお昼頃、ひいおじいちゃん達は表参道で行われたクリスマスパレードにも空飛ぶソリで参加して大いに盛り上がりを見せてメディアにも取り上げられていた。
それでも私は嬉しかった。久しぶりに、ひいおじいちゃん達と再会出来たこと。私から見たらサンタクロースみたいな人だってことにも。忘れられない誕生日になったことに感謝したんだ。
次いでに、現在敦賀さんのお家に一緒に暮らしていて帰宅したらクーパパ&ジュリママからのプレゼントが私よりデカイ、パールディアのぬいぐるみだったのには驚いた。
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久々の更新となりました。ちょっと前話とは、季節がずれてるんですけど同じ世界観でのキョコ誕ストーリーを上げたかったので番外編として書いた次第です。
別のifストーリーと二次ストーリーから、設定引っ張ってきてキョーコの2人の曾祖父を出しました。
⚠️本誌(原作)では、キョーコの曾祖父母の存在がまるでないので私のオリジナル設定となっております。