おもスロケ番外編(#244)其の弐 談 | 松爺オフィシャレブログ「松爺の戯れ言」

☆番外編 其の壱 からの続き

 

 

そして、翌朝…。

 

 

 

 

 

空模様はどないで?

 

ま〜ま〜晴れそうですな。

 

 

 

 

 

あ!

そういえばすっかり忘れてた!

 

何をって?

これこれ〜!

 

 

 

 

 

大仏さんですよ。

う〜む…、背中しか見えない。

お顔も拝みたいものですなぁ〜。

 

 

 

 

 

それと、もうひとつ気になるのが

あの杜っぽいとこ…。

なんだろう?

 

 

 

 

 

出発時間まで、あと1時間。

ちょっくら行ってみっか?

ってんで、旅好き心に火が点いて、

気が付きゃ外に飛び出してたわけで…。

 

ってことで「じいさんぽ」、

はじまりはじまり〜。

 

 

 

あ〜そこのお嬢さん、

ちょいとお訪ねしますが、

大仏さんはどっちかのぉ?

 

あらおじいちゃん、

大仏さんに逢いに行くの?

ここを真っすぐ行って

2つ目の信号を右よ。

転ばないように気を付けて、

私の杖を貸しましょうか?

 

 

 

 

 

と、歩くこと3分、

大きな背中が見えてきた。

 

 

 

 

 

とうわけで訪れたのは…

 

 

 

 

 

ういちと〜

 

 

 

 

 

ヒカルの〜

 

 

 

 

 

おもスロい〜 ではなく…

奈良、鎌倉と並ぶ

日本三大仏のひとつ「高岡大仏」。

 

 

 

 

 

高さ15.85m、総重量65t !?

 

 

 

 

 

創建されたのは1221年。

承久の乱が起きた年ですな。

あの頃は爺も若かった…。

 

 

 

 

 

元々は木造大仏だったけど、

何度も大火に見舞われ、

焼けちゃったりしたんだそうな。

 

こりゃいかんってんで、

燃えない素材で造りましょうと、

高岡の伝統である鋳銅技術を駆使し、

1907年に製作開始。

 

 

 

 

 

で、26年もの歳月をかけて

1933年に完成したのが、

現在の大仏さん。

 

 

 

 

 

其の年、

かの与謝野晶子が高岡大仏を見て、

「鎌倉大仏より一段と美男」

なんてことを言っちゃったもんで、

鎌倉の大仏さん、凹んだそうな。

(一部創作あり)

 

 

 

 

 

と、こちらの大仏さん、

台座の下に何やら入り口が…。

 

行かない手はない。

 

 

 

 

 

中はなんですな、

回廊になってるようで…。

おじゃまします。

 

 

 

 

 

地獄絵なんぞ眺めながら

奥へと進むと、

こちらにも大仏さん?

 

実はこちらが、

1900年に焼失した大仏さんの頭部。

 

うーむ…

歴史の重みというか慈悲深さというか、

不思議な何かを感じてしまいました。

(それが何かはわからんけどね…ふふふ)

 

 

 

 

 

「高岡大仏」。

 

こういう表現は正しいかどうか

ようわかりませんが、

あ〜楽しかった!

 

 

 

 

 

そんな気持ちをヨッシーに

LINEで報告。

 

なんたって宿はすぐそば。

おいでおいで〜!

 

 

 

 

 

 

すると返ってきたのはこんな写真。

 

 

 

 

 

おぉ!

写ってる? いぇ〜い!

松爺を探せ!?

 

 

 

 

 

おそらく、

この辺から撮ったと思うのだが…。

 

 

 

 

 

この辺だったかも知れない。

 

 

 

 

 

さてと…それはさておき、

もうひとつ気になってたのは、

部屋の窓から見えたあの杜!

 

そう遠くはない。

まだ時間はある。

ってことは、行くっきゃない。

 

 

 

 

 

風情のある町並みを歩くこと5分。

 

 

 

 

 

到着したのは「高岡古城公園」。

 

 

 

 

 

1609年、

加賀前田家第2代当主「前田利長」が

この地に「高岡城」を築城。

 

が、利長公が死去した翌年の1615年、

幕府の発した「一国一城令」によって

廃城となったのだそうな。

 

 

 

 

 

それでも大部分の土塁や壕などは

そのままの姿で残され、整備を施し、、

現在では「高岡古城公園」として

開放されたのだそうな。

 

 

 

 

 

 

っていうか、広い。

広さは22万平方メートル。

東京ドームの4.5個分。

 

 

 

 

 

 

時間が無くなってきた。

とりあえず行けるとこまで。

 

まずは神社がありました。

 

 

 

 

 

「射水神社」。

祭神は、伊勢神宮に祀られる天照大神の

孫神である「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」。

五穀豊穣や商売繁盛の守り神、とのこと。

 

 

 

 

 

縁結びにもご利益ありとな?

とりあえず…。

 

パン!パン!

 

 

 

 

 

さて、そろそろ時間が…。

 

が、でも、しかし、けれども、

あの銅像はなんじゃろう?

 

ちょいと小走り…否、

正直、だいぶ大走りに近づいてみる。

 

おぉ!

こちらが高岡城を築城した

前田利長公の騎馬像ですな。

 

 

 

 

 

前田利長さんは

花の慶次でも知られる前田利家の嫡男。

あの長〜い兜は

「銀鯰尾形兜(ぎんなまずおなりかぶと)」

といって、本物は高さ140㎝もあるんだとか。

 

 

 

 

 

さて、もう戻らねば。

 

と、こんなんもあった。

 

像のタイトルは「国技」。

 

 

 

 

 

あとでわかったのだが、

すぐそばには「相撲場」も

あったそうな。

 

そのほかにも

ここ高岡古城公園内には、

動物園に博物館、自然資料館、

彫刻の森などなど、

いろんな施設があるんだそうな。

 

いつかまた、ゆっくりと。

 

 

そんなこんなで

今回の「じいさんぽ」、

これにておしまい。

 

次回はあなたの街に

訪れるかも知れません。

 

 

 

宿へと戻り、

一息ついたら出発の時間。

 

宿からは

スーパーアテンダー号に乗って

今回の宴の舞台へ。

 

 

 

 

 

 

☆「おもスロケ(#244)in 富山県」

  に、つづく。

 

 

 

 

 

Asanosanpohatanoshiimondesu携帯から投稿。