Hej Hej~
皆様、こんにちは
暑いですね。ドロドロに暑い。
かと思えばとんでもない雨が降って、ついでにやばい威力の雷も鳴る、みたいな日々が東京、阿佐ヶ谷では続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
6月末に前職を退職し、派遣会社を通して仕事を探す日々を送っています。
この派遣会社で担当してくださる方々が、結構クセの人が多くてですね、、、
クセの軽度もそれそれですが、
死にかけみたいな声で「はぁぁぁぃぃぃぃいいー」と語尾に必ずつける方、相槌が「左様ですー!」の方、
私宛ではないメールを送ってきて、たぶん間違ってますよー。と返信すると、「わわ、ごめんなさい。」とお返事をくださる方。
わわ、て。とつっこみながらも彼らに支え助けられながら仕事を探しております。
そんな中、先週末、職場見学という名の面接に派遣の担当者さんと行ってきました。
待ち合わせ時間と場所を事前にメールでいただいていたので、待っていると、
来ない。
しかも約束の時間10分くらい前に着いていたので、その時点でもう滝のように汗をかいていて、
着てきた黒の長ズボンスラックスと長袖の白ブラウスが助け合って、
汗が吹き出すとかじゃなく、頭上から弱めのシャワーをずっと浴びてるみたいな、もう、異様にビッショビショ状態で。
汗まみれになりながら、え?応募の人にぶっちされるとかあっても、派遣担当者にされるのは初めて聞いたけどな、
えー。と軽くショックになりながら、その担当者の携帯にかけて、
でない。
えー。と会社に電話を掛けると「待ち合わせ時間は20分後と聞いていますが。」と。
えー。えー、え、え、ええええ、えー。(最近マユリカのラジオを聴いているので、私の中の中谷さんが絶叫)
取り合えず、あと20分待ちますと電話で告げた私は、この猛暑の中、派遣さんが到着するまでの20分は地面に足をつけていよう。と心に決めて、、しかもこんな日に限ってイヤホンとか忘れてるけど、、待っていると、派遣担当者さんからショートメッセージで「ごめんなさい。あと、4分で着きます。」と連絡があり、その後、無事合流しました。
合流した時の感じとかは正直暑すぎてあまり覚えていませんが、
派遣担当者の方はノリが結構ちゃらめで、日傘を何回か進めてきたり、アイスでも食べちゃいますか!みたいな感じで
私は猛暑で意気消沈していたので「あ、はい、。」みたいなやり取りを繰り返し、
職場見学の会社までたどり着いて、面接までの待ち時間に派遣担当者さんのプライベートな話になりました。
通りかかった大学生を見て担当者さんは
「大学生っていいですよねー。僕、大学7年行ったけど、中退してるんです。7年で84単位しかとっていないんですよー笑。」
え?ええええ?えぇ?えーーーー?(マユリカ中谷さん登場)
意識を取り戻しつつある私は急に何言いだすんや‼私今から面接やのに!と思いながら「それは、ちょっとやばいですねー笑その間は何してらっしゃんですか?」と返事すると「旅行していました!」と続ける彼。
おぉ?ええんちゃう?海外旅行かな?スウェーデン留学した時、さんざんヨーロッパ回ったから、他どこおもろいとかあるんかな。さっき強い押しに負けてファミマのフラッペ奢ってもらったし、!と心を開きかける私、
「どこいかれてたんですか?」
「そうですね、日本全国47都道府県の39くらいは行きました!」
あ、。え、、っと。うん、、すごい、、すごいすごい。
いや、日本旅行を馬鹿にはしていないですよ。温泉地、田舎の山奥、海、日本の美しさは生まれ育って異国を見たきた私だからこそ旅行する醍醐味もわかっているし、
でも、7年で39? 私半年で15か国22都市よ。お兄さん、、、とね
マウントをね、とりたくね、なりますよねーーーー
えぇ、だって、留学いってたんやもん。
極貧旅行頑張ったもん。しかも楽しかったし。
と、旅行は競争じゃねーといわれてしまい、
はい、もっともです。という感じですが、
もうこの時点で、私の頭の中は面接どころじゃないくらいこの担当者さんに振り回されていてですね。
今考えると、やられた!と思いますが、
派遣さんに興味津々の私は、続けざまに
「どこの土地が一番良かったですか?」を投球。
すると彼は、
「やっぱりぃーー静岡ですかね。」
私:「あー熱海とかあるからですか?」
担:「いや、僕、福岡の北九州出身なんですけど、静岡の町に僕の地元にすごく似ている雰囲気の町があるんですよ!!そこがすごく好きで、ほんとに僕の地元に似てていいんですよねー!」
えええええええええ!!!!!!
地元おったらええんちゃうん!!!!!
そういう話じゃないんやろうけど、そういう話やろ!!!!!ええええ!!!!!
もう面接どころではない。
なんだこの面白い男は。
ひと堀ごとにこんな面白いやつおるんか。とウッキウキしながら、聞いていると
担:「僕ヒッチハイクとかも結構してて、それで大阪と東京行き来してましたよ。」
なんだと。
ここにきてヒッチハイクしてましたとか言い出したぞこいつ。
すごいやん。ヒッチハイクって、人とコミュニケーションとかとって人柄で無賃乗車するあれやろ。
一歩間違えたら誘拐されてしまう伝説のやつやろ、、、
私:「ヒッチハイク!すごいですね!大阪とかって乗せてもらえるものなんですか?」
担:「いや、大阪が一番乗せてくれなかったですね。高速に乗ってしまうと、サービスエリアで交渉できるからいいんですけど、大阪は高速に乗るまでに2日とかかかるんですよ。」
らしいですよ。大阪の皆さん。
でも、私も大阪・大好き・大・阪・人!なので、乗せるかなーって考えると
面白い話とか、爆笑レベルの一発芸とかしてくれたら乗せるけど、タダで乗せるんは断るかもなーと思いつつ、
そんなこんなで、担当者さんの大学時代に思いを馳せている時点で面接の時間がやってきて、
それとないことを言って面接が終わった帰り道。
派遣さんが
「前回この仕事を応募した方はその場で内定をもらったんですが、今回はなかったですねー。いやー。悪くはなかったんだけどなー。」と言い出し
以前からの私と派遣さん間での会話で、今回は私の髪色のせいで落選するかもしれないといっていたので、
私はそれとなく「やっぱり髪色ですかねー。」と返事すると
担:「いやー、前の人はどこの企業に出しても受かるような人だったんですよ。ウクライナのボランティアとかもやっててね。完璧だったからなー。」
え?ええぇ?ええええー(マユリカ中谷さん3度目の登場)
いやいやいやいや、傷つくて!!!!!
えぐいやん。めっちゃ直球ですごいな!!!!!それがヒッチハイクの成果なんか!!!と心の中で叫びながら
「わーウクライナのボランティアとかすごいですね。カッコいい。尊敬します」とまだ見ぬ応募者への尊敬を送りながら茫然。
連投するように、その派遣さんは「自分の担当件数の数が少ない」とか、「若者より年配の方のほうが派遣の登録が多い」など様々な引出しで私の喜怒哀楽をもてあそんでいき、集合場所だった駅の改札の手前で
「結婚とかしたいですか?」と謎な質問を投げかける始末。
e?
私は、驚きつつも、「いや、結婚なんて。全然。」と返事すると
「彼氏は?」と
ee?
本当に何。
暑さでやられたんかな。いや、暑さにやられたのは、私の方やねんけど。
たぶん落ちたのかも知れないとか、面接どこうまくいかんかったかなとか悩める隙を一切与えてこないこの感じ一体なんなん。
この人、計り知れなさすぎる。
関心、ドン引き、倦怠感を覚えながら
「いや、恋愛とかも大丈夫です。全然興味ないです。」と返事だけして互いの帰路に着きました。
結果、派遣さんの予想通りなのか、選考には見事に落ちてしまい、
その連絡の電話は私が家についてすぐいただいて、
「おちてしまいましたぁぁぁぁー!!!僕の責任です!これからどうされますか!!!!!!辛いこととか、悩めることがあったら、すぐ連絡してきてください!!!!!!」と立て続けに、そしてちょっと悔しそうに言われてしまいました。
なんやったんや。
本間になんやったんや。
正直、面接一切覚えてない。
しかも、落ちたらしいけど、けど、、、って感じや。
実際、私は、面接が終わって帰り道くらいからずっと茫然しっぱなしで。
これは消化しないとと思い立ち、その日、友達と晩御飯に行って散々話のネタにしました。
その日の友達との晩御飯
さーて次回はドロドロ汗話_2~香港出張で出会ったフィリピン姉やん編~です!(サザエさん風)
お楽しみにー!!!!!!!
ヘイドー!