
近所にはまだ開拓していない店がたくさんある。
そのうちの一つ。以前から気になっていた
近所にある中華料理屋へ行く。
午後5時半、誰もいない。
が、天井からぶら下がる
懐かしいものに目を奪われる。
ハエ取りリボンが3本ぶら下がっていた。(ハエ付き)
おおー、と思いながらメニューを見る。
ラーメンが350円である。
他も安い! 王将より安い。
奥の居間とおぼしきところから
猫とともに出てきたおじさん(60なかばくらい)が
足をぴょこたんぴょこたん引きずりながら水を持ってきた。
とりあえず、半ちゃんラーメンを頼む。
すると、おじさん、口で言えばいいのに
足をぴょこたんぴょこたん引きずりながら
厨房の中のおじさん(70代か)に注文伝え、
そのまま猫とともに奥の座敷へ消える。
きっとこの店のしきたりなんだろうな。
やがて出てきた半ちゃんラーメンは、
大盛りラーメンに、大盛り焼きめしであった。
客がいないからサービスなのか、
これが常なのか、
胃も肝も小さい私は
小腹が空いたから半ちゃんラーメンにしたのに・・・。
泣きながら食べる。が、ラーメンが、なかなかにうまい・・・。
チャーハンがべちゃべちゃしている。
メガネを外し、観察すると、
うぇ、シーチキンが入っているようだ。
が、なかなかにうまい。
時折、チャーハンにミックスベジタブルが入っている
許せない王将があるが、
それに比べたら、
なんぼか良心的である。
クーラーに揺れる
ハエ取りリボンを眺め、
ラーメンすすりながら思い出したことがある。
20数年前か・・・
あのときの中華料理屋にも
ハエ取りリボンがぶら下がっていた・・・
が、その話は、明日のココロだ!