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Lost in Translation xxx

とうとうウィーンも最終日。

日曜日だったので、ウィーンでは開いているお店はほとんど皆無。
昨日あれだけ賑やかだったマリアフィルファー通りも静まり返ってました。
こんな日に開いているのは美術館くらい、ということもあって、
夕方の電車に間に合うように、最終日は市内で芸術鑑賞DAYにしました。

n のブログ-王宮

まず、この雪積もる王宮庭園を通り抜けます。

n のブログ-銅像

これは途中にあった「モーツァルト像」

n のブログ-王宮3

暗く広がる一面の雪で、寒さが伝わるでしょうか?
夏に来ると、きっと全然違うんでしょうね。

n のブログ-入り口

そのままヨーゼフ広場に回りこんだところに見える、シンプルで小さなドア。
これが、「世界で一番美しい」と言われる、国立図書館への入り口です。

n のブログ-階段

ここを入って右の部屋で入場券を購入。7ユーロ(約850円)
そこから左の階段を上がった2階部分が図書館になっています。

ドアを開けて、すぐの景色。

n のブログ-図書館デジカメ

「うっわ~!」
 
っと、心の中で叫んでしまう程の迫力に圧倒されました。
パンフレットで見た、そのままの美しさ。

カメラをお持ちの皆様、シャッターチャンスでございます。

n のブログ-図書館デジカメ2

中央に置かれたこの像が、カール6世。
図書館を作らせた人物だそうです。

自分が収集した本が、
ここまでしっかり管理保存されていたら嬉しいだろうなぁ。

n のブログ-図書館3


高い場所にある書物を取り出すための移動式梯子と、
更にその上部へ登る柱内部に作られた階段。
 
もちろん、入場者は触ることが出来ません。
ロープで規制線が張られています。

本棚には一部に隠し部屋がある様子。
禁断の書を隠し持っていたのでしょうか?

n のブログ-天井

ふと見上げると、頭上に広がる神の国。
明るい光差し込む丸窓と、色鮮やかなフレスコ画。
隅に置かれた椅子に座って、しばらくボケっと眺めていると
心が洗われるよう。来て良かった・・・。

本好き&コレクターにとって、ここはまさに楽園ですね。

この後、ミュージアム・クオーターという美術館地区に移動します。


もうちょっと続く

ゆっくりとしたペースで廻っていたら、すっかり日も暮れて
行きたかった場所のひとつでもあるナッシュマルクト市場はもう店仕舞。

n のブログ-ナッシュマルクト

ガラ~ン。

地下鉄U4 Kettenbrueckengasse駅からの景色。
本当だったらこの場所に真っすぐ野菜や肉の店が立ち並び、
賑やかな呼び込みの声が響き泡たるはずだった場所。

冷気と震えで写真までボケボケ。

駅を出てすぐ左に並ぶ、有名なマジョリカハウスも・・・

n のブログ-建物

暗くて美しさが伝わらないので、フリー素材をお借りしてきました。

$n のブログ-はうす

19世紀末に活躍したオットー・ヴァーグナーという建築士の作品。
薄いピンク色の壁に赤い花が描かれていて、とても綺麗。

n のブログ-ビル

しかもお目当ての日本食レストランはこのビルの一階にあるのです!
こういった作品が、現在もちゃんと建物として機能しているのは驚きです。


お店の名前は、私にピッタリ「くいしんぼ」
関西出身の日本人が経営されていて、懐かしい味が楽しめる店。
・・・っという話を、実はフランス人の方に教えて頂きました。


そう、それはウィーンに着いた初日。
事件が起こっててんやわんやだった直後のことでした。

実は、インフォメーションセンターを出た後、
JCBカウンターに向かった所で迷子になってました。
自分では、しっかりしていたつもりだったのに
頭の中はパンパンだったらしく、どの地下鉄に乗ってどっち方面に行くのか
ひどく混乱していて、そんなオーラを出していたようです。

地下鉄のホームで地図を広げて、入線してきた電車に乗り込もうとしたところで
「どこへ行くの?」と声を掛けてくれたのが、髭のおじちゃん。
私が地図を見せて「ここのオルペンガッセ~」と答えると、
「それならここから歩いて行けるよ!」と案内してくれました。

ホームから階段を上がって、地下道を抜けて、
地上に出ると、大通りをズンズンズンズン・・・。

通りを見つけても、ここは番地が違うからと横断歩道をいくつか越えて道を進み
結局、ビルの中にあるJTBデスクのドアの前まで送ってくれました。

その時は「何て良い人なんだろう。親切過ぎる!」としか思わなかったけど
冷静に考えたら、知らない人に付いていったら危ないですよね。
人気のない道に引き込まれて、お金を奪われることもあるだろうし・・・
二次災害に見舞われずに済んでよかったです。気をつけます。


そのフランス人の方は、親日家で何度も日本へ来たことがあるそうで、
ウィーンの和食店も色々知っているとのことでした。
最初に勧められたのが、オペラ座並びにある「天満屋」さんでしたが
お金が余りない事情を話すと、
この「くいしんぼ」なら安くて美味しいよ、と地図にマークしてくれたんです。


まず、最初に頼んだのはコレ。

n のブログ-たこやき

たこやき。5つで4.80ユーロ(約580円)

お正月の帰国時に食べ損ねていたので、どうしても食べたかった!
小粒ながらも、外側がカリッパリッと焼けていて中はふんわり。
大事なタコもしっかりと存在感があり大満足。
日本だったらこれに辛子マヨネーズをかけて食べたいですね。

n のブログ-親子丼

そして、メインは親子丼。お新香・味噌汁付きで、9.50ユーロ(約1160円)

うどんやお好み焼きも美味しそうで迷ったけど、
ちゃんとしたお米を食べて元気をつけようとこれにしました。

写真からも伝わるように、半熟加減が絶妙で出汁も濃すぎず
何よりご飯も美味しかった!
私がハンガリーで食べているお米よりずっと旨みがありました。

日本から直接仕入れているのか伺ってみたら、何とアメリカ米。
「ひかり」という銘柄だそうですφ(.. )

ウィーンについて2日目、初めてのちゃんとしたお食事は大当たりでした。
旅先で和食が恋しくなった人に、私からもお勧めします。


KUISHIMBOくいしんぼ 和食(カウンター軽食)
Linke Wienzeile 40, 1040 Wien, Tel:0699-1194 06 73

<参考>ANAクチコミサイトのリンクもどうぞ★


デメルでケーキを楽しんだ後、少し迷子になった。

n のブログ-景色

そのお陰で見付けたこの景色。
(恐らく)フォルクスガルデン横の通り。
まだ2時くらいだったのに、日暮れのような風情。

n のブログ-景色2

すぐの道を右に曲がれば地下鉄のヘレンガッセ駅だったようです。
この教会を回り込んだ前広場に、メトロの入り口を見つけました。

最初の予定では、冬のシェーンブルン宮殿まで向かうつもりでしたが、
このまま暗くなりそうなので、近場の街歩きをメインに変更しました。

n のブログ-景色4

メトロ3で二つ戻り、市民公園前の駅へ。
ここからまた、バルクリンクをトラムに沿ってドナウ川方面へ。
大鷲とライオンを発見。
どれだけお金が余ったら、こういう装飾を加えたくなるのか。
優先順位の違いかな。

ここを過ぎた辺りで寒さが限界に近くなり、
突き当たりのウラニア映画館の軒先で暖を取り、トラムへ乗り換え。
映画館では、コーエン兄弟の「A SERIOUS MAN」が上映中。
時間が合わず、今回は断念。

n のブログ-景色5

ラディツキープラッツでトラムを降りて、そのまま進み、
この教会の先を左に曲がると・・・

n のブログ-バッサー

また来てしまいました、フンデルトヴァッサーのクンストハウス。

n のブログ-中庭

11月とはまた違った景色。

n のブログ-ヴィレッジ

以前行けなかった近隣の建築を中心に見て廻りました。
このヴィレッジも、美術館から歩ける距離にありました。
カフェやお土産やさんが並ぶ建物。

n のブログ-柱

中のインテリアはやっぱりヴァッサー風。

n のブログ-ジオラマ
こんなジオラマも飾られてました。

最終的に、フンデルトヴァッサーハウスまで辿り着けたものの、
その頃にはすっかり日が暮れてしまい、写真は撮れず。
1階のカフェでお茶を飲みながら、上映されていたビデオを鑑賞。


ホントにあまりお金が掛かっていない旅。
この後、さすがにお腹がすいて晩御飯を食べに移動。
ウィーンで日本食を食べてきました。

続く






初日は何しろ色々あって、お金も食欲もなかったので
SPARでビールとプリングルスだけ買ってホテルにチェックイン。
侘しい晩御飯のお陰で、2日目は朝からコンチネンタルをがっつり。

n のブログ-朝ご飯

事前に申し込んであったホテルの朝ご飯ビュッフェ、11ユーロ。
これにジュースやコーヒーがつきます。
お金がないので、これが朝昼兼用。
でも立派に食欲があるっていう逞しさ。

外に出ると、気温はマイナス10度の寒さ。
でも、せっかくのウィーンの土曜日なので
地下鉄駅には潜らず、通りを歩いてみました。

n のブログ-銅像

ホテル近くのマリアヒルファー通りの教会と音楽家の銅像。
H&MやZARAの並ぶ普通の商店街の真ん中に、こんな景色。
ヨーロッパの懐の深さを感じます。

n のブログ-シュテファン1

ガチガチに凍えて到着したのは、街の中心シュテファン大聖堂。
前回11月にも訪れた場所ですが、3ヶ月で変わったことを発見。

n のブログ-シュテファン正面

外壁の修復場所が移動していました。

今回は何と真正面が工事中。
それをまた巨大な写真でカバーしてるので、
こうやって写真に収めても全く遜色なく・・・(^▽^;)

n のブログ-記念碑2

大聖堂から歩行者天国グラーベンをまっすぐ進むと、ペスト記念碑。
更にこの突き当りを左に曲がって、王宮方面に向かった先にあるのは「デメル」

n のブログ-デーメル

逆行で飛んでいますが、手前右手の建物です。

n のブログ-店内2

扉を入ってすぐにケーキのウィンドーとカウンター。

n のブログ-店内

その奥にもまだ部屋があり、ザッハーカフェより広い店内。
オーダーしたのは、もちろんザッハトルテ!

n のブログ-ケーキ

そして運ばれてきた、この重厚な輝きを放つチョコレートケーキ。
とうとう念願の食べ比べです。

スポンジ部分は階層がなく、コーティングチョコとの間にジャム。
上に持っているチョコも、ザッハーは丸で、デメルは三角。

巷の話ではコチラの方が日本人好みらしい。
確かに濃厚なチョコケーキといった感じで懐かしいような。
好きなのはザッハーだけど、どちらも思っていたより甘過ぎず
自分の舌で確かめることが出来て大満足。

n のブログ-紅茶

ちなみに、ここでもやっぱり紅茶、やっぱりアールグレイ。

デメルの紅茶ブランドは、あの「ロンネフェルト」!
四万温泉の柏やカフェ以来、感激の再会。やっぱり美味。

n のブログ-店内3

これは、カフェから見える菓子工房。
一面ガラス張りになっていて、職人さんたちの作業が見学可能。
シーツのように大きな薄皮を伸ばす作業が見れました。
近代的な設備で守る伝統、懐深いです。


ウィーン旅行、もうちょっと続きます。


雪振るブダペスト東駅。

n のブログ-東駅2

9:10発ウィーン行きの列車は遅れ
吹き曝しのホームで暫し雪と戯れる。

$n のブログ-雪

約1時間遅れて、ウィーン西駅に到着。
ここからは地下鉄Uバーンで市街を目指す。

$n のブログ-地下鉄

ドイツの合理性と東欧の哀愁をミックスしたような駅を抜けて
地上に出るとそこは、氷点下10度の晴天。

n のブログ-ザッハーホテル

お目当ては、このホテルザッハーのカフェ。

n のブログ-カフェ入り口

幸い辺りに行列は見当たらず。

n のブログ-店内

入ってすぐのクロークでコートを預ける。

$n のブログ-カフェ店内

とうとうやってきた、ここがザッハーカフェ店内。

n のブログ-店内2

煌びやかで、壁の配色も素敵。

$n のブログ-ケーキ

そしてお待ちかね、これが本家ザッハートルテ。
ちょっと見え難いですが、スポンジ部分に階層が見られます。

ここに至るまでにネットで様々な噂を耳にして
相当な甘さを覚悟して行ったのですが、
生地に挟み込まれた、やや酸味のあるジャムのお陰で
それ程の甘さは感じませんでした。とても好きな味。

n のブログ-紅茶

ザッハーカフェでも相変わらずアールグレイ。
このALTHAUSというドイツの紅茶がとても美味しくて。
日本に代理店はないようですが、輸入食材店で見掛けたら是非。

n のブログ-マダム

念願のお店で優雅な時を過ごし、
この時の気分はこんな感じ。

この後に起こる出来事は全く予想だにせず
すっかり浮かれて舞い上がっていたのでした・・・・。


続く




前回記事から空いてしまってスミマセン。
写真の整理をしていると、記憶が生々しく蘇り
甘いケーキも何だかショッパイです( ´(ェ)`)