来る2022年5月15日。
東京・初台の新国立劇場で『ロビー・ヒーロー』観劇しました☺️
観る前は「3時間って長く感じるだろうな…」と思っていましたが、終わってみたらあっという間で！
中村蒼くん、凄い！！
あの台詞量！！
最初の方のジェフ(演:中村蒼くん)の軽やかさには、思わずクスッとしました。
そして最初は「お調子者だなぁ、ジェフは…」と思いましたが、特に休憩後からのジェフを観て、印象がガラッと変わりました。ウィリアムを守るために必死だったのだなぁ…。でも、ドーン(演:岡本玲さん)に本当のことを話してしまった。
弟を守りたいウィリアム(演:板橋駿谷さん)の気持ちも、ジェフに「本当のことを話して欲しい」と言ったドーンの気持ちも、ビル(演:瑞木健太郎さん)の気持ちも分かる…。それぞれの正義がぶつかり合っている…。
そしてこれも特に休憩後の話なのだけど、ジェフの迫力！！すごかったです！！
そして最後はジェフとドーンがくっついて終わりでした。
個人的には、「これで終わり？」と思いました。もう少し続きが欲しかったなと。でも、それは、観客である私達に「貴方ならどうしますか？」と問いかけているということ、と私は解釈しました。
でも、「あるある！」と思えるようなシーンばかりでした。
ちなみに私は、小学生のとき…合唱部に所属していて…当時、同じクラスであり部活も一緒だった子(Aとします)が、とある理由で部活を休んだのですが…私はAが休んだ本当の理由を本人から聞いていて、良かれと思って部活の先輩に言ったことがあります。そしてそれをAが知って、それから私とAとの関係がこじれてしまった…という記憶がうっすらとあります。
今思えば、Aからしたら「本当の理由を先輩に知られてはいけない」理由があったのだろうなぁと。
やっぱりこういうのって難しい問題だと思います。
今回の舞台であったようなことがもし自分の目の前で起こったら、私はどうするだろう…。考えても考えても分からない。どんどん深くはまっていくばかり。何なんだろう。この感覚。
1回しか観られないのが惜しい！！これまでは、「何回も観に行く人ってすごいな…」と思っていましたが、今は「何回も観たくなる気持ち、分かる！！」という感じです。東京公演でなくてもいいので、是非配信またはDVD化されたら嬉しいです…！！
既に観て内容を知っていても、また違った角度から楽しめるのではないかと思います。
私の記憶が正しければ、劇場内にカメラが入っていたような…？
蒼くんのファンになってほぼ2年ですが、蒼くんが演じた役での新しい一面を目撃したような気分です。
「中村蒼くん」という素晴らしい役者さんに出会えたことが私は本当に幸せです。
あ、ちなみに私、自転車操業ロンTを着て、不織布マスクの上に"HONNE"のマスクをしていました。会場内には同じような格好をした人が…私が見た限りではいませんでした。一緒にいた親友から「二重でマスクをして苦しくなかった？」と聞かれましたが、私は苦しさは全く感じておらず、むしろ「このマスクが蒼くんの目に入っていたら嬉しいな…☺️」と勝手な想像をしていました。
私は諸事情により、昨日は横浜に泊まりました。今、宇都宮に帰る新幹線の中で余韻に浸りながら「もし自分があの舞台のような場面に遭遇したらどうするのか」を考えています。本当、どうすればいいんだろう…と。
中村蒼くん、岡本玲さん、板橋駿谷さん、瑞木健太郎さん、演出の桑原裕子さん、その他舞台に関わって下さった方々、劇場のスタッフさん…楽しい時間、そして問題提起を有難うございました。
この素晴らしい舞台を、是非たくさんの方に観て頂きたいです。
そして一緒に観に行ってくれた親友。本当に有難う。観劇後に舞台の内容について語り合えて、本当に嬉しかった。また一緒に観に行きたいな。
Twitterのフォロワーさんともこの舞台について語り合いたいので、今後ちょいちょい、リプを送らせて頂くと思います。
私がこれまでに観てきた舞台は『班女』『君子無朋』そして今回の『ロビー・ヒーロー』。(『班女』はオンラインでの観劇)
3作とも全く別のもので、でも3作とも素晴らしくて。
でも私にとって過去の2作と『ロビー・ヒーロー』で大きく異なる点が1つあります。
過去の2作を観劇したときは、まだ今ほど多くのフォロワーさんと繋がっていませんでした。でも『ロビー・ヒーロー』はたくさんのフォロワーさんと繋がって、舞台前にもたくさんお話をさせて頂いて、そしてこうして舞台後にも語り合える環境にいることが本当に幸せです！！
多分、後になってまた書きたくなることがあると思います。そのときはまた更新します！！
劇場で撮ったのぼりと熊ちゃんの写真をアップします。
この熊ちゃん、可愛いな。
