源氏は代々各地に土着し、農地を開発するなどして武力を蓄えたが、

幼時に孤児同然となった“義経”は、
自己の武士団をもてなかった。。

部下に与える寸土もなく…、、
豊かな財産があったわけではないから。。



その“義経”に従ったのは、
“武蔵坊弁慶”・“伊勢三郎”
・“常陸坊海尊”など・・・・

義経の郎党たち!!。。
その家来とされる者たちはいずれも、守るべき土地をもたない…いわゆる“アウトロー”で、その出自のはっきりしない存在である。。

ゆえに…!!
あまりその実体が分かっていないような…
謎だらけ!!の人物がほとんど!!。。


したがって足跡。。
鎌倉幕府の正史である『吾妻鏡』には、
これらの者たちはほとんど登場しない笑


その活躍ぶりも、
武士としての利害関係ではなく…、
主従の信頼関係に基づいて忠義を尽くす親衛隊としての役割が目立つ↑キラキラキラキラ






その中でも!!…
一番有名であろう。。

武蔵坊弁慶!!











「鬼若丸と大緋鯉」









鬼若丸は武蔵坊弁慶の幼名で、比叡山西塔の稚児であった時の名前。

比叡山の古池に棲み、人に害をなす巨大な鯉を一人で退治したという。







(音頭 鬼若丸)

鏡ヶ池の あやしき魚を 
鬼若丸の 仕留めたる


鯉の化け物 仕留めし怪童 
後の弁慶 鬼若丸


怪童鬼若 短刀構え 
大鯉仕留めし 比叡山


鯉に跨る 鬼若丸が 
翳すやいばに 日のひかり


大鯉を仕留めし 鬼若丸は 比叡に学ぶ
 武蔵坊


比叡の山にて 重ねし修行 智勇優れし
 若弁慶


民を悩ます 大鯉を 鬼若丸が 
さしとめる


奇譚鯉取り 滝棲む主と 鬼若博闘 
散る飛沫


単身鬼若 大鯉仕留め 民の悩みを 
捻じ伏せる


八尺大鯉 鬼若丸が 単身挑み 
とどめ刺す










(音頭 乙若丸)

蘭奢(らんじゃ)薫るる 乙若丸が 
鯉と戦う 晴れ姿


清和源氏の 血を引く麻呂が 
手取りし鯉の 大きさよ


音に名高き 乙若丸が 鯉を引き出す 
恵比寿綱


躍る勇魚を 手取りし麻呂の 
勲伝えて 永久(とこしえ)に







(音頭 滝間戸志賀之助)

躍る大鯉 仕留めし誉れ 名も滝間戸の
 志賀之助


見るも勇まし 荒れ来る波の 
飛沫を浴びて 鯉つかみ
















武士としての利害関係ではなく…、
主従の信頼関係に基づいて忠義を尽くす親衛隊としての役割が目立つ↑キラキラキラキラ

。。か、うっとりねこやん



フツー…武士と言えば、
その戦の活躍により、

領地など、報酬を。。。

そういった恩恵があるからこその…
利害関係…。。。





思えば…、

根本的に…
その…元の部分。。。根…から違ったのだろうな。。



それまで…共に戦ってきたのは、

損得ではなく…その義経への忠義のみ!!


損得どころか…
その自らの命すらをも。。。


そういった者たちは、ホント特別で…
一握りで。。。、






同じ仲間??…とは言え、

みんながみんな…

その“忠義”や“志”が
同じようにあるわけではないのだ。。















義経“四天王”たちや、

義経“親衛隊”たちは、

忠義の塊のような…特別な者たち3















グルっぽ足跡
『沙那王』…源氏!!ナイフサムライフラメンコ
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