新聞の読者投稿である。


仕事が忙しく帰省もできなかった社会人2年目の冬、豪雪地帯に住む両親にせめてものお返しにと、デパートでかなり奮発して高価なセーターを贈ったことがあった。


会社はバブル経済のおかげもあって、業績がよく活気があった。



その後の私は車を買うなど余裕がなくなり、両親に贈り物はしなかった。


10年ほど前、実家で母がそのセーターを着ていて驚いた。

「暖かいし丈夫なので、クリーニングしながら大事に着ていた」という。


確かにセーターは、立派なものだった。


でも30年近く前のセーターを大切に着る戦前生まれの母に、ものを大事にする昭和スピリッツを感じた。



戦後生まれの親から生まれた

私だけれど


長男からもらったお年玉は

まだ袋に入ったままで



中学生のりくへの

クリスマスジャージを未だ

着続けている。





そればかりか、今日は


母が30年以上前に

機械編みした

スカートを履いて仕事をしてきたし




実は 今年の春

私が着ていた白のスプリングコートは


母が

新婚旅行に着ていくために


祖母が誂えたという

年代物である。


 








数日前の、何気ない
「いろんな意味」は
深い意味





sasanomaeさんは、背が高い。




中学1年生のクリスマス頃

りくの身長は

150センチ程度だったはずである。


メンズSサイズがまだ

大きかったのだ。




中学生男子は、身体の成長が早く

高校生後半〜大学生男子は

心の成長が早い。


と、男子育てを振り返って

漠然と思うところだが


私自身の身体は

中学生までじわりじわりと成長しつつ

小柄なままで成人年齢に達した。


心の成長は

10代後半から20代に入った頃に

第一次成長を迎え


離婚前後から、子育て期が

第二次成長ではなかったかと

思うところである。



このジャージを買うときに  


りくが近い将来 

着られなくなることを

私は予期していたし、心待ちにもしていた。



「大きくなっても、いいんだよ。

ママンが着たいデザインを、選んでおいたからね。」



実際のジャージはコットン素材で

大変着心地がよい。


私の妹が帰省したときにも

何度か貸してあげたけれど


最近、断られた。



メンズSサイズ

それは、私達低身長中年姉妹にとって

「小さくなる」ことのないはずのサイズであるが、妹が言った。


そのジャージね

座ったときに

お尻がキツイの。


ブログ上のおば2、私の妹は

私とほぼ同じ身長で

私よりもややポッチャリはしているが

決して肥満ではない。




りくが、このジャージを着るのをやめた理由はくるぶしが出るようになったから。



身長は高く手足は長く、体重もあるりくの

メンズサイズを

おば2がキツく感じる理由は






骨盤 

その機能と造りには

性差が大きい





私達とは

私と姉とそして母のことであるが





その私達は


正期産、平均体重のあかちゃんを

平均的な分娩所要時間内に

もれなく経膣分娩している。


遺伝的な低身長にも関わらず

骨盤だけは、正規規格

なのかもしれない。