「まこちゃん、すごく忙しいでしょ?」


「じぃちゃんも、『うちの姓を名乗っているなら、面倒をみてやってもいい。』って。そう言っているから。」



 


離婚はさせない

子どもはうちで、絶対育てる

そこは間違えないでね


そう、言い聞かせたにも関わらず



我儘放題


子供を連れて出ていった元嫁を思い、気遣う元義父母


こんなに美しい話が

この世に、あるだろうか?





忙しいから、子どもを育てられないのではないかというご心配ですか?


でも、その選択は

ありえませんよね。


子どもを育てられないほどに

忙しいのであれば



子育てじゃなくて

学業のほうを、すぐにやめますよ。


リカレントなんですから。

半分、趣味です。



そう言ったら


「まこちゃんだったら、きっと

そういうだろうと思っていた。」


そう言って、元義母は

帰っていった。



「まこちゃんが忙しい平日は、子どもたちはうちで過ごして、週末だけ、まこちゃんに返すの。」





この申し出は…きっと

元義母の、単なる思いつきではない。





元義父との間で計画されたもの?

養育実績をつくるために??




離婚したければ

調停でも裁判でも勝手にやってくれ。 

その頃には、親父が手を回してるはずだけど。


うちの親父は、そういう人間だよ。




離婚届を書くまでの、数日間

そう言っていた元夫




離婚成立後にも、

ときどき仄めかしていた

「親父」の存在

 


おにぃちゃんとりく


ふたりの孫をとても大切に思っていたことは、よくわかるし



元義父が

それなりの人脈を持っていた人だったことは、確かであるものの


その力が、どこで何にどの程度作用するものなのかは不確かであった。

 

        親権か、それとも監護権か…


 

子どもに関する権利変更の申立ての第一段階なのかもしれないと、私は

勝手に妄想憶測した。


   



離婚前


「離婚に際して、弁護士が必要だったら紹介するよ。」


「なにがあったのかは、僕はこれ以上聞く気はない。苦手なんだ。子どもに関するそういう話は。」


そう言った私の恩師に

この件について、話したところ



そういうことなら、

君に弁護士を紹介する




必要はないよね。




バカバカしい話だよ。


ジジババが、親権をほしがるなんてさ。

君の言うとおりだよ。


取り返すも何も彼らには、

最初から親権なんてないんだ。


気の毒だとは思うけど。


君にはわかるよね?


子育ては、すべきときにしっかりしないと

親は一生苦労する。

その事例だよ。



誰が何をどうしようと、君が親権者じゃなくなるなんてこと、あるわけがないんだ。




なぜって

君は、幼児の母親だからだよ。



経済?

『そんなにそっちに金があるなら、こっちにくれよ』って話でしかないよね。




君が弁護士に

料金を支払うなんて、もったいないよ。


どっちにしろ勝てるんだから。

    なんなら、ついでにもらっておいでよ。




争点になるとしたら、君の養育能力の有無だけだよ。


万一、そこに第三者の証言やらが必要になることがあるのだとしたら


そのときは



「僕が行く。」


君に、子どもの養育能力が備わっていることを証言するだけなんだから。


子どもたちが、健全に育っている様子を話せばいいだけなんだ。

 



〇〇にある家庭裁判所だろ?

車で15分程度じゃないか。

いつだって、行けるよ。




君は時々忘れているようだけれど

僕の本職は、小児科医だよ。



的確な証言ができると思うし、

きっと、信頼度は高いよ。






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こんなにうまい話が

この世に、あるだろうか?