年齢を越えた
かわいさ
そんなりくからのLINE
22時 空港✈️に着いた
日付が変わった頃
あまりの眠たさに痺れを切らせて
母親からLINE
0時20分 家にはついた？
返信 もうすぐつく。
いま、歩いてる。
翌朝 目が覚めてから
確認した LINE
0時40分 ついたよ
空港✈️から
最寄りJR駅まで
およそ1時間30分🚌🚆
その駅からさらに🚌🚆乗りかえ
アパート周辺に着くまでには
およそ30分
順調だったのだろう
深夜であろうと
電車🚆が走り
バス🚌が走る
雪のない
都会の様相
しかしながら
バス停留所から
アパートまでの
慣れた坂道は
徒歩🚶♂️20分
おにぃちゃんと同じ大学
その周辺には学生アパートが
坂の上にもたくさんある
大学進学 住居の選択
【原則】
交通費は家賃の一部
・徒歩 自転車での通学推奨
・帰省時の交通アクセスの良さ
できるだけ平地
※おまけの条件
洗濯機か室内に設置できる部屋
↑雪国では洗濯機が屋外に
設置されていることは皆無なので。
おにぃちゃんの家よりも
なにかと
トイレもお風呂も
広い坂の上の家
居住移転の自由
自己の欲する所に住所または居所を定め、移転し、自己の意思に反して居住地を移されることのない自由。
自己決定に悔いなしと
年齢を越えたかわいさのりくは言う
大学への通学
朝 坂道を自転車で降りる
勉強
ボルダリング
をしてから
夜 坂道を自転車立ちこぎで
アパートへ帰る
坂道 チャリ 立ちこぎ
これを 彼のなかでは
トレーニングというのだそうだ
もしかしたら強がり？
冬の深夜
バス停🚏🚌から徒歩20分
0時40分 ついたよ
深夜の暗闇
疲労感
自己決定に悔いなし
そう りくは言う
けれど
ときどき 妄想する母親
長男の選択
人通りの多い
平らな道にある
狭めのアパート
一階はコンビニ
スーパー徒歩数分
次男りくの選択
人通りの少ない
坂道の上にある
広めのアパート
もし りくが
女の子👧
だったら？
自己決定と自由
私は 黙って受け入れる
ことができるのだろうか
と思いながら
今日も書き初め
なるほど
