星組全ツ「バレンシアの熱い花」の私的感想(未見の方は閲覧注意)” | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

やっと、全ツ配信発表…遅っ!


私はというと、梅芸公演の最終日に観劇しました。

星3分割公演、どれかは生で見たかったので、見れて良かった(  ̄▽ ̄)


ドケチ人間なので、普段は梅芸3階席住人なのですが、今回は1階席ドセン…

梅芸で1階席座ったことはありますが、宝塚公演では初めて(苦笑)

おかげで、オペラ越しに様々な方に視線頂きました…ありがたや(*´∀`)



では、私見バリバリ参ります。


これは朝夏まなと女史主演宙全ツ版感想ですが、見終わって、この感想見直してみたら、今回の感想とあんまり変わってなかった(笑)



従って、今回も6者6様の恋の儘ならなさ、マルガリータの健気さ、イサベラのやせ我慢、ラモンの忍耐強さ、シルヴィアの哀しみ等に涙し、名曲の数々に酔い、古いファンなので旧き良き王道作品を楽しむことが、私は出来ました。
(私の周りは、すすり泣き多かったように思う)


…でも、そんな私でも「ガガーン!」みたいな効果音とか、ラモンが助っ人に入るシーンで、ちゃんと黒い天使の格好になっていたりとかに流石に「おいおい…(゜o゜)\(-_-)」という気分になり…

私でそれなんだから、若い方々はもっとそうかも(汗)
(「ラスト、意味分からん」は前からだし…)


色々な要因が重なって、音校受験倍率が下がっている昨今、若い方々を古い演目で引き寄せるには

芝居の狙いや価値は後で分かれば良い、先ずは宝塚のキラキラしさと様式美の堪能を!なのか


いやいや、賛否両論あれど「うたかたの恋」は現代人に合うようにあれこれ手直しした。

上田久美子女史版のエルベなんて、成功例だったじゃないか、「『情緒』を解さない今時っ子が悪い」と責めても何にもならないだろう、演出する側が時代に合わせて上手くやれば良いのでは?



と、考えながらの観劇にもなりました。


博多座の「川霧の橋」とかは、ほぼ変わってなくて私は大感謝したのですが、これも時代と共に合わなくなっていくのかな…(;´д`)


とも感じ、変えないでいて欲しい面、変えた方が良いのだろうと思う面、新旧ファンの双方の気持ちが私の中に同時にあって、今は複雑な気持ちです。


繰り返しますが、私自身は基本、楽しんだ。でも、このままで良いのだろうか?って…

エルベで、今時の子達がぐすぐす言わせてたのが忘れられないんです。うたかたはどうだったのか?バレンシアはどうなのか??
(うたかた、1階席での観劇だったから、学生団体の反応を伺えなかった)


過去作品の今後の命運の長さ短さは、未来ある方の見方、そして演出者の腕に掛かってきてるように感じます。


今は、バレンシアが封印せず、未来のファンにも見てもらえる作品であり続けて欲しいと、祈るばかりです…



登場人物については、次回に!