宙組「Shakespeare」の私的感想(未見の方は閲覧注意) | たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

たからづかを愛していた▪タカラヅカを愛している▪宝塚を愛していく…多分

恐らく、殆ど大部分宝塚の話になると思います^_^;
ごく稀に日常とか…

昨日は急用で感想が綴れず…記憶が曖昧になってしまう…(-_-;)

開演前にこの時期だからか、災害時についてのアナウンスが…なんか、初めて聞く気が…

「当劇場は優れた耐震設計…」私、信じませんよ…柿落としからたった2年で、劇場が暫し閉鎖になったんだから(¬_¬)



それはさておき、感想

時の権力者に見出だされ、利用されつつ芝居を書く喜びと苦悩を味わう主人公と家族、役者仲間、そして芝居を楽しむ大衆…


なんか、宝塚とリンクするなぁ…と思いながら見てました。

主人公=スタッフ
役者仲間=生徒さん
権力者=上層部とタニマチ
大衆=ファン

といった具合に。

生田大和氏は同じシナリオ書きとして、主人公にものすごく共感を覚えてるんだろうなぁ…


生田氏の大劇場芝居は2回目ですが、前回より大劇場を使いこなせてる…と思いました。

盆セリも効果的に使っていたし、5月祭のメイポールダンスも素敵だったし。曲も良かった。
(ただ、あの場面はヒロインにスターライトをあてないと、人込みに埋もれる(汗))


しかし、まだまだ突っ込み所はある(苦笑)

最初から途中まではシリアス系でヒューマンドラマかと思ったら、いきなりドタバタコメディ風味になり…台詞も丁寧な言葉から、「イケメン」とかいきなり現代チックになったり…

で、客席含め大勢の前での「僕が悪かった」「それでもあなたを愛しているの」と夫婦の公開イチャコラを見せられた挙げ句の大団円…


…確かに大団円にすれば、めでたしめでたしで終われて「楽しかった~」になるんだけど、安易っちゃ~安易だな…(*_*;


まぁ、大団円とトップコンビと2番手コンビが効いていた…「楽しかった~」になったし(笑)


では各登場人物

ウィリアム・シェイクスピア(朝夏まなと)…

5組中、一番コスプレが似合うトップ(笑)そしてノーブルなので、誠実な男も似合う。
それ故に、書くことが自分の喜びで他のことに惑わされないブレなさが見えてしまい、欲に惑わされる場面であんまり欲に引きずられる感じに見えなかったのが、残念ではありました(>_<)
お歌…所々危うい箇所もあったけど、なんとか踏みとどまっていた(^_^;)次回、本当に正念場だから頑張って下さい。
ロミジュリを彷彿させるシーンは素敵でした(*´-`)ロミジュリも見てみたかったなぁ…


アン・ハザウェイ(実咲凛音)…

少女・妻・母となっていく過程で可憐さ、優しさ、強さを絶妙に出していたと思う。そういえば次回は、これをもっと大きいスケールで演じないといけないから、いい訓練になったんじゃないでしょうか?(笑)歌声は相変わらず綺麗だけど、もう少し太れないかなぁ…声量がイマイチな気がするから( ̄▽ ̄;)
まーみりコンビは本当お似合い…だから、ロミジュリチック場面もときめきました(笑)



ジョージ・ケアリー(真風涼帆)…

この方は声が籠りがちで、滑舌がイマイチに聞こえるんですが…今回はキチンと台詞聞き取れました(汗)髭も素敵~(*´∀`)
で、伶美うらら嬢とのお似合いっぷりに夢が膨らむわ…この2人で「マクベス」が見たい!後半の「妻にお尻敷かれてます」感も良かった(笑)
手始めにヴァンパイア見ようかな…


その他の登場人物は次回に続きます!