『95%の人』が行っていない、自分の役割を見つけるために必要な『あること』 | 無気力な元不登校の大学生が独学で学んだメンタル改造法で楽に虚無感を消し、お前に出会えてよかったとみんなから言われた方法

無気力な元不登校の大学生が独学で学んだメンタル改造法で楽に虚無感を消し、お前に出会えてよかったとみんなから言われた方法

つまらない日常を、『自己肯定能力』をあげることで、『対人能力』が自然と上がっていく、毎日を楽しく過ごしたい人のためのブログ

前回前々回と続いていた、
『役割』をテーマとした記事は、今回で最後になります。


前々回では、『役割を持つことの大切さ』
前回は、『役割を持ちづらい社会になってきている』


これらのことをピックアップして
記事を書いていきました。


そして、この記事では、

『どうやって現代社会で役割を担っていくか』



これを解明していきたいのですが、
このお話をしていくために
少し、自分の昔話にお付き合いください。



『俺なんかいなくたって変わらないじゃないか』



大学1年生のころ、
自分は半年間必死に勉強してきた
大学のサークル活動を辞めました。



大学に入学したての自分。
大学に入りたての僕は、受験勉強に失敗したこともあり
凄まじい学歴コンプを抱えていましたが



『そこから立ち上がろう』
『もともと勉強自体は小さい頃は出来たんだ。
学歴がなくたって、結果で証明してやる』




受験に失敗し、教授に落胆し、
一か月くらいひきこもっていた時期もありましたが
何か勉強できる場所を見つけて、成果をたたき出すこと



これを目標にひたすら頑張っていました。


自分は大学の研究所の付属の、
ディベートをやるところに所属していました。


勉強で討論をするときになると、
予習復習は授業そっちのけでやってたので
先輩からは
『すごいね、よく気づいたね』
『そんなところに1年生で気が付くなんて』



同期からは
『どうしてこんなにできるの?』
『わからないことがあったら聞くわww』



そう暖かい声をかけてもらったり、
同期から頼りにされたりしていました。


『すごいね』
『やっぱお前は違うわ』




こういう発言を聞かれると自分は天才か何かだと
普通の人は錯覚するかもしれませんね。



でも、正直な話、自分は笑っていましたが
裏ですごく努力していたんです。



まず、渡された資料は全部分析した。
そもそも受験勉強の段階で、
慶応を目指していたため、毎日10時間の勉強の中の
小論文の勉強で理論の組み立て方は熟知していた。


家族がとてもひどかったので、ここから立ち上がろうと
常に常に考えて本を沢山読んでいた。


これらの要因がすべて重なって、
それなりに賞ももらえたので
自分は本当に大学に入りたての、
学歴コンプまみれだった自分の心は洗い流されました。



一言で言えば、
生まれて初めて幸せだったのかもしれません。



あの時の自分は役割が持てていました。
あの時の充実感は今でも忘れることができません。


『頑張れば頑張るほど、自分が満たされる』
『頑張れば頑張るほど、周りにも喜ばれる』




こんな自分のうちから湧き上がってくる
深い深い、喜び



こんな体験をしたのは、人生でこれが初めてでした


そんな自分が、
何故、サークルを辞めてしまったのか。



幸せだったとこから突き落とされた。
僕の一番封印したい、大学1年生の終わりの過去。



これを今から語っていきます。



Q.あなたはサークル活動に何を求めますか?
A.僕が求めているのは、結果であり、居場所です。



サークル活動に何を見出すのか。
答えはきっと人それぞれです。


僕は、自分のコンプレックスや居場所を
『結果を出すこと』で満たしていました。


つまり、自分にとってのサークルの役割は、
結果を出すことを通じて自分を満たすこと


これだったと思います。

ところが、そんな折、自分の活動の上についた先輩が
『あくまでも楽しむことを目的にしたい』


という理念の元、適当に運営をしていました。


適当、というと、先輩も先輩なりに頑張ってたとは思うので
語弊があるのであまり使いたくはないのですが
僕があくまでも追っていたのは『結果』


それが実現できなくなったわけです。



結果よりも過程を重視する組織形態になってきたので、
こんなことがありました。



自分は、先輩にあまり連絡をしてなかったのですが、
自分なりにパソコンなり本なりで情報を集めていました。


そしたら、先輩に、
『ほかの子はなんで遅くまで資料を探しているのに、
お前はやらないんだ!!』



怒鳴られたんです。


まぁ、別に理不尽だな…
っで済ませばよかったと今では思うのですが


僕はこれがとても許せなかった。


『なんで、まともに勉強ができないお前に
こんなことを言われなきゃいけない』

『第一、遅くまで勉強してるやつだって、
勉強してるふりでなにも進んじゃいないじゃねぇか』




深い怒り、深い理不尽に対する憤り、


それらを深く抱え、しかも実際の班活動は
ただ時間を無駄に消費するものばかり…


先輩自体が遊んで時間を無駄にしているのに
仕事が進まないと怒鳴られる


これは、おかしいだろ、なんなんだよ!!!



途中でどうしても抑えきれなくなり、
部屋を退出して、後日メールで辞めると伝えました。


深い喜びの場所だった、
自分が初めて得ることができた居場所が、
深い憎しみの場所へと姿を変えていった…




今思い返しても、トラウマの一つです。



その後、メールで礼儀がなってないなど、
散々なことを言われましたが、


これらの原因はすべて、
自分自身の役割を果たせてないことに要因があります。


例えば、
自分が幸せだった最初の例では
素直に結果を出せば喜ばれる環境にいました。


『頑張れば頑張るほど喜ばれる』
『みんなも高みを目指していきたい』



つまり、役割を果たせていたのです。


ですが、結果よりも遊ぶことを目的とした先輩の前では、
自分は役割を果たすことができない


これが、自分を苦しめていた一番の要因です。


『結果を出すために勉強する?そんなことよりも、
過程の方が大事だから仲良くやろうぜ?』
『楽しめればいいから、のめりこむ必要なんてないよ』



役割が持てないゆえの、悲しみでした。



『なんだよ、やっぱ環境が悪いだけじゃねぇか』
『じゃあその環境から脱出する方法を教えてくれよ』



きっと、あなたは今、
この昔話を聞いてこう思ったはずです。



この後、自分はゼミの活動にしろ、
社会人と一緒に仕事をしていても、
大きな理不尽さは感じなくなりました。




きっと、あなたが一番欲しいのはここですよね?
この、絶望の自分と、
その後の笑顔あふれる日常の自分
『その間の変化』


これを知りたいはずです。


いいですか、言いますよ?















『自己理解』



これに尽きます。



役割を持つってことは、
如何に自分を理解しているかということに尽きます。


この、自分を理解している目を持つことさえできれば
現代社会であなたが理不尽を感じることは減るハズなんです。




自分で言えば、結果を出せる場所に行きたいので
仕事でも、趣味でも、『結果』が出せる場所に身を置ければ
不満を抱くことは少ない。



ただ、これだけの話です。


ですが、自己を理解するっていうのは時間がかかることです。
しかし、それを早める唯一の方法があります。


それは、『記録する』ということ


自分は今でも、寝る時や、ふと人生に迷った時などには
今までの自分を記録した『日記』を読み返しています。


どんな時にうれしかったか
どんな時に怒ったか
どんな時に幸せを感じたか


文章を読めば、色々と蘇ってきます。


それの積み重ねで、
初めて、『自己理解ができる』


自分はそう確信しています。



毎日、自分について書いていくと、
時々、
『今までの自分がどんなに薄い日常を送っていたのか



こんなことだって見えてきたりするんですよね。


『頑張ってるつもりでも、毎日が大学と自宅の往復だった』

社会人の人と仕事をするようになってから
の日記を読み直して、
こんなことに気づいたりだってしてしまいます。


『役割』を持つための第一歩。
その『自己理解』をするための一歩として、
あなたも記録をつけてみましょう。


きっと、一週間もすれば何かしらに気づくはずです。


『このままじゃいけない』
という焦りだったり、
『案外恵まれているな』
という感謝だったり。


毎日の日記の書き方などに関する詳しい話は
こちらの記事からダウンロードできるPDF



これに記載しているので、何か感じたことがあれば、
一読して頂ければな、ともいます。


『役割』も見つけるために『記録』をする。


まずは、日々の日常から見直してみてください!!