ネトフリで配信の「終わらない週末」が怖すぎた。


何が起きた?

敵は誰?

それとも神の仕業?

とうとう人類の終末が?


何一つ、確かな「敵」、明確な「原因」は描かれてなくて、なのに背後から、いや、見えないけど真正面から恐怖がじわじわと迫る。

情報が一切遮断されること、何が起きてるのか何一つ知り得ないことの恐怖。


そして、この世界はとても脆いものだと知らされる。

物語の中の登場人物が言ってた。

もう金の価値は無くなるんだと。


そうか!

マネーロンダリングもネットバンキングも一瞬にして無に帰すかもしれないんだ。

ならばもうタンス預金だ!!

と思ったけども、そもそも貨幣価値が無くなるなら、タンス預金も紙切れになるのか…嗚呼…


舞台はアメリカで、現実に隣り合わせのアメリカの危機を描いているらしいけども、とてもリアルで絶望がすぐそこにあると感じさせる映画だった。

対岸の火事ではない、日本だって同じだ。 

とにかく怖かったのよ〜不安

現実味があるだけに、どんな恐怖映画よりも切迫したほんものの恐怖だった。




そして今日、何気にテレビで番組表を見てたら、私の好きな藤原季節の名前を見つけて、お!ドラマ出てるぅ!とチェックしてみた。


「自転しながら公転する」

ふむふむ、松本穂香と藤原季節、しかも山本文緒さん原作じゃないですか!

これは良さそうだわ〜

藤原季節くんが出るなら良いドラマに決まってる!

と、すでに1話が終わってたからTVerで追っかけて見た。



あ〜やっぱり良い。

久しぶりにリアルな恋愛ドラマに触れた気がしてじーんとなった。


去年大人気だったサイレントも1個も刺さらなかった。今年のいちばんすきな花も全くすきになれなくて一話見て脱落した。


なのにこの恋愛ドラマは良い。 

山本文緒さんの原作を踏襲してるのかセリフが地についている。

主人公の心模様が手に取るように伝わる。

彼女と同じ経験はしていないけど共感出来る。

幸せと同時に不安と自己保身の打算がうごめく。

好きなのに、純粋に好きでいられない。

そんな自分に嫌悪する。

うんうん。


元ヤン?でバイトはありえない感じの悪さ。

出会いは最悪の印象なのに、蓋を開けたら、え?うそ!めっちゃいいやつ。

最初と後が結びつかな過ぎる気はするけども、そういう複雑な男を演じるのが季節くんは上手い。

俳優の松本穂香ちゃんをちゃんと見たことなかったけど、しっかり彼女になってて可愛い。


3話で完結なのかな?

短いのも良いね。

二人の恋の行方はどうなるのかしらニコニコ