連投失礼。


進撃の巨人を観てない人にはナンノコッチャな話をしますので興味ない方はさようなら〜にっこり




エレンためならたとえ火の中水の中なミカサ。

常にミカサの優先順位は


 エレンエレンじゃない誰か(何か)


エレン以外は

守る価値がないとばかりに…



そんなエレンに一途なミカサは

とてもかわいいし

健気で

尚且つ強く常に最強の兵士で

頼もしくもあり

まぁ、無敵で賢くて素敵な女性だよね


でも、急にちょっとイラっとなった

エレンとそれ以外とに

意識の落差ありすぎん?

エレンに盲目過ぎん?




ストヘス区奇襲

アニが女型の巨人だとわかり

倒さなくてはならないのに

エレンは

なぜか巨人になれなかった


(アニに対して)

何か特別な感情が妨げになってるの?

と、ミカサにまじまじと見つめられ

追いつめられるエレン



窮地の中でも

冷静に作戦を立て

行動するアルミンとミカサに



お前らは、何で(仲間と)戦えるんだよ!?

とエレンは叫ぶ。



それに対しミカサは冷たく言い放つ

しかたないでしょ?

世界は残酷なんだから

と。



なのに、、、よ?


エレンがマーレを奇襲して

罪のない民間人をたくさん殺したこと

その戦争に自分達も加担させたことに

ジャンとコニーは

エレンは

もう以前のヤツじゃない

変わってしまったんだと言う



だけど、ミカサは

そんなはずはない

エレンは今でも私達が

一番大事なのだと

頑なに庇う



世界は残酷なんでしょ?



ミカサがエレンを信じたいのは

痛いほどわかるし

確かにエレンの本心はそうなんだろう

島の仲間が大事だと  

モノローグで語ってるから


でも

世界は残酷だ

と言い切っていながら

ことエレンに対しては

個人的な情を断ち切れない

ミカサの脆さと甘さ

猶予を欲しがる

要するに

それが好きってこと?

エレンにすがりたいの?



エレンに不安を抱く時

常に冷静沈着なミカサが

心細げな小さな女の子みたいに

動揺する




アルミンのたびたび言う

何も捨てることが出来ない人は

何も変えることが出来ない

化け物をしのぐためなら

人間性さえ捨てる

きっとアニはそれが出来る

それが出来る者が勝つ!!



そうだ

俺は仲間や絆にすがって失敗した

正しいかどうかなんて

考えてる暇がない

きれいごとで終わろうとするな

駆逐してやる

いや

殺す!!



眼の前で母を殺された憎しみが蘇って

我を忘れるほどの激しい怒りを

全身にたぎらせ

巨人に変身して

アニと闘うエレン





その後

マーレを襲撃したエレンは

まさにアルミンの言う


化け物をしのぐためなら

人間性さえ捨てる


怪物になった



そして

始祖の巨人を宿し

地ならしを発動させたエレン



世界は残酷だと言いながら

エレンだけは

そこに置こうとしないミカサ



だけど

そんなミカサだから

最悪の事態には

エレンの命を断つことも

自分はやることになるかもしれないと

想像した時の

ミカサの悲しみを思うと

どうしようもなく切ない不安



世界は残酷なんだから…



ミカサにとって最も残酷な世界とは

罪なき人が殺されることよりも

エレンがこの世からいなくなることでしょう?