小学校の私。

当時は授業中に手も挙げない、今じゃ考えられないほどの大人しい系女子。

人から注目されるのが大嫌い。

そんな私が小学校の朝の会で、大嫌いなもの。


一分間スピーチ


毎日一人一人、名前の順で当てられて、前日にあったとこを自分の感想を入れてスピーチする。

たかが1分だけど、引っ込み思案ですぐ緊張する私にとっては、苦痛の1分間。

本当に嫌で嫌で、学校も休みたいくらい。

でもそんな事させてくれる親じゃないので、渋々スピーチすることになる。


した後の事は覚えてないけど、スピーチの何日も前からの緊張は覚えてる。。


あの頃は全てにおいて自分に自信がなくて、嫌な事から逃げたくて、どうしたら逃げられるかばかり考えていたな。

でも全て逃げられるわけもなく、必ずやらなくちゃいけないときもある。

でもいざ乗り越えたら、なんて事はなくて、案外軽いものだったりもする。






そんな昔の私からすると、きっと今の私なんて想像できないだろうなぁ。

性格も、考え方も、行動も変わった。
何日も前からの緊張もしなくなったし、注目される事も嫌いじゃなくなった。
人と違う事も平気になった。


あとは、逃げなくなった。
立ち向かえるようになった。


泣いてばかりいても何も変わらないし、逃げてばかりいても結局時間の無駄になるって気付いた。




一番思うのは、昔の自分がいたから、今の自分になれた事。

もしかしたら、そこで変われた勇気は、今の私よりも凄いものかもしれない。





そんな事を考えてると、今じゃ逆に、余計な言葉ばかりを並べすぎて、一分間スピーチなんてできないかも。笑






そんな事を思った今日でした。