さて、アラベスクの発表会があと3ヶ月後になりました。私は、構成や指導以外に当日のスタッフさんや整理券作成などについても考えます。


そして正直、舞台をする時に1番大切なのは「スタッフ」さんです。

音響や照明や受付スタッフなどがいなかったら、出演者(ダンサー)100名いても上演できません。

防犯上のこともあるので、お客様を劇場に入れることはできません。


そして、意外にもスタッフのモチベーションって、出演者の状態に左右されます。


例えば、音響を合わせるためのスタッフ下見の時に全員出演者が参加してなかったり、ドレスリハーサルできちんと衣装やメイクしてなかったり、「何だか適当にやってるな」というように感じるとちょっとやる気がなくなります。

というか、ダンサーの踊りや衣装に音響や照明を合わせるので、そもそもダンサーいなかったり、衣装を着てなかったら裏方スタッフは来た意味がなくなるんです。

(音を出す微妙なタイミングとか。衣装の色や動きに合わせて急遽照明の色や強さを変えたりとか…。そういうのできないですよね…。)


仕事ができないんです。

だから、場合によっては次から引き受けないでしょう。もしくは、スタッフ側もなんとなく適当にやるしかない…。


「バレエを踊る時」上手い下手より大事なこと。

出演者(ダンサー)は、周りの目を考えて行動できているか…。


踊りは自分が頑張らなければ上達しませんが、いくら上手でも周りの人が協力しなければお客様の前で踊ることはできません。

とても大切なことですね。




バレエ&エクササイズ アラベスク