忘れるという事 | まめおちゃんのブログ

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日々の生活の中の出来事や思った事を綴っていきたいと思います。

昨日、今日と母が家に帰ってきました。


昨日は 午前中、整形にかかって


午後からは いつも来てくださるマッサージさんが


いらっしゃるので バタバタでした。


今日は午後から義父の病院でしたので


朝 早くに母を起こして 朝食をすませたら


散髪 (^^)v 


すっきりした頭で 午前中に施設に向かいました。


送って行って 母を椅子に座らせると同時に


面会なのか御家族の姿が・・・   『お世話になりました』と


その言葉は まさか、施設から 家に戻る事はないので


亡くなったのかなと考えていると 一人の介護士さんが


3日前に いつもハンドタオルをたたんでいた、おばあちゃん


亡くなったんですよと・・・・


よく見ると 家族の会で お会いして 少し、お話しさせて


頂いた方です。


おばあちゃんも 時々 お話させてもらってました。


えっ!! 元気だったのに・・・・と


涙が あふれそうに、なるのを ご家族の手前 こらえました


私の 涙は その、おばちゃんと母を重ね合わせて


あふれそうな涙でしたから・・・・


おばあちゃんの死を偲んで、では無いのは、


自分で承知していましたから  


そんな失礼な涙は 見せられません



その おばあちゃん 認知症ではあったのですが


わりと しっかりした部分も ありまして 


『今日、家に帰るから 家族に迎えに来てと連絡して』と


ちょいちょい 介護士さん達を 困らせていたのを


思い出しました。


介護士さん達が何回かに1回は ご家族に


連絡しているのも 見かけた事があります。


そのたびに 夕方 息子さんが 面会に来ていたと


聞いては いました。



その おばあちゃんは しっかりした部分や 家に帰りたい


気持ちが強かったので 寂しい思いも 多かったのかなと


ふと 考えてしまいました。


そう思った瞬間 車の中で 涙が溢れてきました。


おばあちゃん 安らかに・・・・・・と


これで 家に帰れるね・・・・・と




母は 今 家に帰るという事すら 分かりません



家の近くに来ると 『そこそこ』と声をかけ



思い出す様に感じますが・・・・ずっと引きずる訳では



ありません



私は それは、それで とても、幸せなのだと思います。