私の息子たちの時には、知らずにやらなかったのですが、お祝いの席で子どもに「一升餅」を背負わせる、という古くからの風趣があるようです。食べ物に困らないように、との願いが込められているのでしょうか。私は一升(1.8キロ)の大きなお餅を想像していたのですが、レストランが用意していたお餅は紅白の丸餅が3個ずつ。計6個を薄いリュック型の布袋に入れて、それを背負わせて歩かせる、というちょっと拷問チックな儀式でした。
やはり、というか嫌がって全然歩こうとはしませんでしたので、父である長男が両手で支えて歩く真似事をさせて、なんとか無事終了〜。そのあとはこれもレストランが用意してくれた、数枚の絵カードを並べて、選んだカードで将来の仕事とか、得意なものが分かるというものもありました。
すでに訳のわからない、重い物を背負わされて不機嫌になっていた孫ちゃんは、カードを選ぶどころでは有りませんでしたが💦時間はかかりましたが、何とか目の前に並んだカードを一枚手に取りました。選んだカードは「筆」。字が綺麗になる、とか、書く仕事がいい、とかですかね。
お嫁さんの実家のお父さん、お母さん、お嫁さんの弟さんも出席してくださり、孫ちゃんの成長を喜んでくださいました。
孫ちゃんが背負ったお餅も、紅白ひとつずつ長男宅、嫁実家、我が家と3家族で分けました。丸餅の包装紙ひとつひとつに、孫の名前が印刷してあり、ジジババの財布の紐を緩ませる、レストランの素晴らしい戦略だなぁと感心しました。
当日の孫ちゃんの洋服は、少し前に私が買っておきました。当日迷わないように、下着靴下までセットにして、大きめジップロックに入れて渡しておいたので、当日着せるのも楽だったのでは？と思います。サイズ80のしまむら系列バースデーとコラボした、私の大好きスイマーの動物イラストが可愛いワンピースと、西松屋で買ったグレーの裾がレースになっている、七分スパッツを合わせました。スイマーコラボワンピースは、即完売だったようで、ちょっとプレ値はついていましたが、未使用品をメルカリで購入しました。
無事にお誕生日会も終わり、長男の車で家に戻る途中では、イオンで孫ちゃんのフォローアップミルクや離乳食、箱の紙オムツ、おやつなどをこれもジジババが購入〜。でも可愛い孫にお金をつかえるのは、ありがたいですよね。最近では、名前を呼ぶと片手を挙げて「はーい」したり、顔をくしゃっとさせていいお顔をしたり、と芸が増えてきて、ますます可愛くなりました。これからも健康に育ってほしいです。