トヨタ自動車の2024年3月期の連結営業利益が前期比10%増の3兆円と2年ぶりの最高益になる見通しを発表した。
好業績の理由は??
生産台数の回復や好採算車種の増加が追い風となっている
次の投資は??
好業績を基に高まってくる投資余力を生かして電気自動車など幅広い環境車をそろえる方向
具体的には2030年までに電気自動車関連に5兆円の投資を行う。
EVが欧米勢も含めて世界で30年までに160兆円の投資競争となっておりトヨタもEV投資を増やし追い上げる
世界の競合企業とトヨタの特徴は??
収益力が高い特色がある。
本業で稼ぐ現金を示す営業キャッシュフローは前期で2兆9550億円と11年連続で2兆円を超えている
東京証券取引所の調査によるとトヨタ1社で上場する製造業の合計(32兆円)のおよそ1割を稼いでいることになる
EV市場の状況は??
EV販売台数はトヨタは苦戦している。
最も多いのはテスラで年131万台でつぎに中国のBYDが追いかける
トヨタの販売台数は3万7000台となっている
~ 日経新聞 5月11日 1・3面 ~