週末いい天気なのはとても気分が良い!
なぜなら洗濯できるから。今日は2回まわしてすっきりです。ちなみに掃除機かけたりキッチン掃除など平日にサボっていることを済ませて朝からご機嫌です。
しかし、鼻歌交じりにシンクの掃除をしていたら排水溝の部品を壊しました。
正しくは老朽化で金属が腐食してねじが取れたのです。戦後まもなく建てられたであろううちの社宅。よくぞ今までもったよって褒めてあげたい。しかし、あまりに部品が古くてネットで探してもこんな部品ない!
笹井さんとホームセンターで探しましたがそれでも見つからず、明日、さらに大きなホームセンターへ行ってきます。トホホですわ。
そしてそんな気分を変えようと映画に行ってきました。
『オデッセイ』です!マッドデイモン主演。
元々は『火星の人』という海外小説が原作で、この原作自体かなり評価が高くていつか読もうと思っていたら映画化。
NASAの宇宙飛行士が火星探査中に火星に置き去りにされてしまう話です。
SFでは結構ありきたりな設定なのですが、主人公の魅力と展開がドラマティック。
水も酸素もない空間で一人きり。絶望しかない状態。
しかし、植物学者でもある主人公は不毛の土地で食物を栽培し、科学の力で窮地を乗り越えようとします。
ブリザードに襲われ、食物も枯れ果てそれでも何とかしようと考えるシーンはハラハラしつつも応援してしまいます。
そして、地球にいる人々も国境を超え、一人の命を救うことを望んであらゆる手を尽くす。
置き去りにしてしまった他のクルーメンバーの行動もあつい。
理屈や損得何もなく「助けるのが当たり前」。そんな人ばかりがいる世の中ならいいのに。
誰一人悪人が出てこない作品。純粋に爽やかな映画だと思いました。
映画の王道と言っていいかもしれないです。万人に受けそして後味の悪くない作品。
そして問題可決能力というのは本当に必要だな。ということを感じました。
「無理だ」「仕方ない」という言葉を彼は口に出さない。
そんな気持ちの強さが次に自分がするべきことは何か。ということを考えることができるんだろうな。
拗ねたり、捻くれたりしているだけでは何の結果も見出さない。
結構自分に刺さりました。
元気の出る作品に出合えて良かったです。
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原作も読みたい!
あ、表紙変わってるし、上下巻に分かれている。