ここ2ヶ月くらいで結構な数の映画を観た。
忘れてしまいそうなので書き留めておこう。
(ネタばれご注意)
「着信あり」
ホラーものが観たくなったので、定評のあるこの一本を。
なかなか面白かった。自分の電話に自分の死ぬ瞬間の声が
留守電として入ってくる。着メロは決まった音楽・・・・。
僕は、呪いの念が人を殺す映画だと思って観ていたから、実体が出
てきた時にはぶったまげた。そんな映画だったとは・・・・・・。
面白かったが、やっぱりどこかにリングの影響を感じてしまう。「呪怨2」
を観た時にも感じた事だ。
音声設定で監督の解説を聞きながら観ると、また違った見方が出来る。
「日本沈没」(昔の方です)
藤岡弘、若っ!!で、かっこいい!!
津波や地震のパニックシーンがメインの映画だと思っていたのだが、ど
ちらかというと災害をめぐる学者と政府のやり取りが描かれていて、なん
というかノリだけで魅せる今の映画とは違って、しっかり作りこまれている
なと思った。丹波哲郎も凄いと思った。
「THE有頂天ホテル」
これは池袋新文芸座で見た。超ヒット作で、文芸座の選んだ映画なんだ
から間違いないだろう、と思ってみたら・・・・・いまいちだった。
確かに巧く入り組んだストーリーや、あちらこちらに張り巡らされた伏線が
、話が進むにつれテンポ良く展開されていくのはさすがだが、なんだか「そ
れだけ」のスケールの小さな映画になってしまっていた。夢を諦めない、と
いうのがテーマになっているのだろうけど、いまいち響いてくる物がなかっ
た。娯楽ものとして作っているのだろうから、それはそれでいいのかな?
佐藤浩一は格好良かった!!渋すぎ!!
「男達の大和」
これ最悪だったな・・・・・・。
結構流行ったらしいけど・・・。
まず反町隆と中村獅堂が、軍人(若手の指導者みたいな軍位の)を演じる
ことに無理がある。低い声出して、軍人っぽい喋り方してみても、なんつー
か、あんたら薄っぺらいよ。全く説得力がない。おまけに若手もみんな素人
演技。感動すべきシーンも、涙を流すべきシーンも、どっ白け。
脚本は悪くなかったと思うんだけど・・・・・。役者選びをミスったな。
「旅の重さ」
大昔の映画です。
家出した少女が瀬戸内海付近を放浪し、様々な人との出会いから精神的
成長を遂げていく。
この映画、もの凄く良かった!!
まず瀬戸内海の自然が素晴らしい。夏の風に揺れる田んぼや、真っ青な
空と海。そしてバックに流れるのは吉田拓郎の音楽。
主役の16歳の少女は、2000人のオーディションから選ばれた高橋洋子
さんである。この人、さすがに演技はそこまで上手くないのだが、体当たり
の必死な演技で、とても好感がもてる。
他のキャストも豪華だ。途中少女が生活を共にする旅座長に三國連太郎。
最後に少女が居着いてしまった漁師の男に高橋悦史。
高橋悦史という俳優、無骨な男臭さがもろに滲み出ていて、メッチャ格好い
い。今はこういう人いないよなぁ・・・・・。(1990年?に亡くなった)
ストーリーも文学的で良かった。青春映画の金字塔だっっ!
ああ、書きたい放題書いたな・・・。