
無駄でしかなかった膨大な時間【実父】
どうにかして父を傷つけてやりたかった。
どんな顔をしたら
どんな言葉を発したら
父の心を抉ってやれるだろうと
ずっと考えながら生きてきたのに
私の攻撃が届いた事はただの一度もなかった。
それでも私は自分を止められなかったし
それが当たり前だったから
他の生き方があるとは考えもしなかった。
人を傷つける為に費やしてきた時間を
人を大切にする為に使えていたら
私は今頃私じゃない誰かになれていたかな。
大丈夫、できるよと言う自分と
私なんて所詮私だよと見放す自分が
お互いに全否定しあってて忙しい。
自分を認めるって、何?
いつか必ず復讐してやると思ってたのに
どうすれば叶ったのかは未だにわからないし
復讐を考えるなんて無意味なのも知ってる。
なのにどうして
私は私を自由にできないのかな。
↓闇回顧録