【回顧録】③勝手に代弁して泣く母親と、人ではない何か | 私は家族と生きる。~毒親育ちが母になった~

【回顧録】③勝手に代弁して泣く母親と、人ではない何か

続きです。





高校生になって進路を考え始めたが

私の望む進路に進む事を

父は断固として許さなかった。

我が家の経済的にも難しいのは私にもわかった。



父の事はともかく

経済的な事情は最初からわかっていたはずなのに


母は一体どういうつもりで受験を目指すレールに

私を乗せたのか。

どこにも繋がってはいない道を

なぜ私に歩かせようとしたのか。

母にも道の先が見えてはいなかったのか。


私も私で

父にあれだけ歯向かいながら

都合のいい夢を見ていただなんて

おめでたすぎて呆れる。



クラス担任との進路相談で

母は勝手に喋り勝手に泣いた。

「この子は夢を失ったばかりで、、、」


なんだこの茶番は。

泣きたいのはこっちだよ。

私、無言。

担任、ドン引き。

またかよ。


小学校の卒業式を思い出した。

保護者代表で謝辞を述べた母は

私に何の断りもなく

壇上で私のプライベートをペラペラと晒し

勝手にひとりで盛り上がった挙げ句

大号泣で謝辞を締めた。



私は母が恥ずかしかった。


本当に独りよがりな人。








習い事は趣味として細々と

でももう本当に楽しいだけで続けていたが

それも、突然終わった。


父が先生の家に電話をかけて

罵詈雑言を浴びせたらしい。


「俺の家族をぶち壊すな」と。


何を目指すわけでもなく

ただ楽しく習うだけの事さえも

私には許されないのか。


家にもどこにも居場所のなかった娘の

たったひとつの拠り所だったのに

こんな形で終わらせるなんて。



母は私の顔を見ることすらできず

「もう行けないんだよ」とだけ言い

私は先生に挨拶もできないまま

状況もわからないまま辞めさせられ



父への憎悪だけがはっきりと残った。



あれは親でも人間でもない。

頭がおかしい何かの生き物だと思った。





↓続きます。