大江戸線延伸にむけて | 東京都議会議員村松一希(練馬区)

大江戸線延伸にむけて

都議会議員村松一希です。(練馬区選出)

 

都営大江戸線延伸を早期に実現するべく取り組んでいます。

 

意義は・・・

〇交通空白地域の改善!

〇地域の活性化!

 

今の課題を整理しておきたいと思います。

 

まず今までの変遷

昭和43年(1968) 都市交通審議会答申第10号 目標昭和50年 新宿から麻布に至る路線として新たに12号線(都営大江戸線)を追加
昭和47年(1972) 都市交通審議会答申第15号 目標昭和60年 麻布から先、大泉方面への必要性
昭和48年(1973)~オイルショックにより
昭和60年(1985) 【運輸政策審議会第7号答申】目標昭和75年までに新宿を起点に都心部を回り大泉学園へと整備することが適当とされる

 

平成3年(1991)12月10日 練馬~光が丘 開業
平成9年(1997)12月19日 新宿~練馬 開業
平成12年(2000)4月20日 12号線から大江戸線に名称変更
平成12年(2000)4月20日 新宿~国立競技場 開業
平成12年(2000)12月12日 国立競技場~大門~都庁前 開業

 

平成12年 【運輸政策審議会答申第18号答申】 大江戸線は平成27年次までに整備着手することが適当である路線に位置付けられた。当時は大江戸線の導入空間となる都市計画道路の整備に時間を要すると見込まれた。現在導入空間となる補助230号線は土支田まで開通し、大泉学園町までの区間は平成34年までの事業期間として用地確保、工事が進んでいるところである。

 

平成14年(2002)11月2日 汐留駅 開業

 

平成28年(2016) 国土交通省交通政策審議会所管の所管する「東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会」の答申においても大泉学園町までの延伸は導入空間となる道路整備が進んでおり、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等において、費用負担のあり方等について合意形成を進めるべきとされている

 

練馬区では大江戸線延伸推進大会を行うなど機運の醸成に努めるとともに36億円の基金を積み立てています。

 

ところで大江戸線はどうなるの?

〇大江戸線延伸予定地

 

〇最大1時間20本のところ半分を大泉学園駅発に

 


延伸に向けての課題は何か?

①大江戸線の導入空間となる補助230号線の整備

②事業採算性

 

→①については平成34年を目標に整備中の為、課題クリア

→②について、特に東京都交通局として課題意識をもっているようです。建設費の投資を回収できるかということです。東京都として建設費用がどのくらいになるかという試算を公開していないので、練馬区の試算ですが約600億円から700億円とのこと。そのうち国と東京都で補助をしあとは交通局という分担です。このうちの交通局負担分について事業採算性を計算してもなかなか採算が取れないという判断のようです。

この採算が取れないという根拠となる数字を公開していないので数字として反論することが出来ませんが、練馬区の基金を活用したり、駅が出来ることでの需要の拡大により十分採算がとれると考えます。

 

引き続き大江戸線延伸を早期に実現するべく訴えて参ります。