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大健闘!!!なでしこJAPAN

なでしこJAPAN……
惜しくも銀メダル。
W杯→オリンピック連覇という世界初の快挙は夢と化した。でも小さな娘達は良く頑張りました。

10日未明に行われた
宿敵アメリカとの決勝は
去年のW杯の再現の組み合せとなった。
世界最強、高さと強さがありヘディングシュートが得意なワンバック、
スピードがあり超高速ドリブルで駆け上がり強烈なミドルシュートを放つ
モーガンの両FWエースを如何に抑え、サイドからのクロスボールと相手DFの裏をとり得点を挙げるかどうかが鍵となる大一番。

FIFAランク1位の米国と3位の日本……ここまで
くれば世界ランクは余り関係なく“金メダル”への思いが強い方が勝つ!!
その思いは『一番強い』と断言する なでしこ娘達。アメリカはW杯の雪辱を果たすため怒涛の攻撃を仕掛けて来るだろう。
仲間を信じ、監督を信じ、応援し支えてくれた家族や多くの人たちの想いに応えるため、そして、金メダルの想いを胸に、
頑張ってくれた。

お互いを知り尽くした。
両者の試合は、序盤から
積極的に攻め上がる猛攻を身体を投げ出し止めたり、身体を寄せバランスを崩すなどして献身的に守り抜く一方で、攻め上げ相手をかわし弱点を付くなど、なでしこらしいサッカーが見受けられたが、前8分、先制点を奪われる。その後は流れを作り、再三アメリカゴールを脅かすも僅かに得点には至らず。

後半も序盤から一進一退の攻防でチャンスを作るもアメリカの一瞬の猛攻に追いつけず、ボールを受けたロイドがドリブルで駆け上がり、この試合2点目を決められるが、後16分、日本は怒涛の攻撃でゴール前で宮間と澤がボールを繋ぎから最後は大儀見のゴールが決まり日本1-2。その後も再三チャンスを作るも、身体を張ったアメリカのディフェンスに阻まれ得点できず。終盤のFW・岩淵真奈のシュートは惜しかった。結局そのまま1-2で惜敗したが、実に素晴らしい試合だった。

そもそも日本のメダルラッシュのきっかけを作ったのは なでしこ娘。
僅かに金メダルには届かなかったけど「金より
良い」と書くオリンピックで初めて獲った光輝く
銀メダルは弛まぬ努力と未来への希望が詰まった
大きな意味がある物だと思います。日本中の期待を背負い此処まで来た娘たちに敬意を表したい。
『おめでとぉ!!感動と元気と勇気をありがとぉ!
胸を張って帰って来て下さい』と伝えたいです。

連日の金メダルラッシュ!!!

初日の金メダルに続き、今日も金メダル獲得だ。
その主役は55kg級・
吉田沙保里選手。
1回戦からプレッシャーをはねのけ果敢に一気にスピードある動きで攻め、攻められてもすぐに凌ぎながら、簡単にポイントを稼ぐことで勝ち上がり、決勝でも応援席から吉田コールと大声援を受けながら、王者らしい貫禄の完璧な勝利で、伊調馨に続くアテネ・北京・ロンドン3連覇。連日の偉業達成は凄い。やはり強かった。きっちり!と役割を果たしてくれました。コーチである父親を肩車する姿、監督コーチに肩車され日の丸を振り翳す姿に感動しました!おめでとう!!!!!!

一方、心配していた浜口京子は、気合いが空回りしたのか?らしさが見られず終始圧勝され応援席の両親の声援に応えられず1回戦敗退。金メダルを獲得した3人とは明らかに攻め方、動き方が違い、強い気持ちを保てていないように感じられ、完敗してしまった。
彼女にもメダルを獲らせてあげたかったですね。
大きなプレッシャーに耐えきれなかったのかも知れない。敗者復活戦の道も断たれ、同時に3回目の銅メダル獲得の夢も絶たれた。

この結果、女子レスリングは金メダル3個という輝かしい期待通りの結果となった…と言っていいでしょう。おめでとう!!ありがとう!!

やっぱり強かった。

金メダル量産を期待されている女子レスリング。
先ずは48kg級の31歳小原日登美選手。彼女は奥さま選手で先に引退した妹の分まで…と最初で最後のオリンピックで見事金メダルを射止めた。決勝では第1ピリオドを先取されるも、続く第2~3ピリオドでは小原コールが響く中、落ち着いた試合巧者ぶりを見せ連取し鮮やかな逆転勝ち。吉田沙保里・伊調馨・浜口京子ばかりが注目されている中で輝かしい先陣の役割を果たした。正直、ノーマークでした。日本がこの階級を制したのは初。彼女の偉大なる功績に脱帽です。

続く63kg級の伊調馨選手。第1ピリオドから、伊調コールと熱い声援が送られる中、勝負にならない程、他を寄せ付けない程の圧倒的な強さを見せつけ、あっさり2ピリオド連取し日本女子初の3連覇の偉業を達成。
1ピリオドも落すことなく勝ちきった。最後まで自分のレスリングを貫き通した圧勝・圧巻だった。強すぎる。結果を出すことで日本中の期待にきっちり!と応えてくれた。観客席で応援していた姉・千春さんの目にもうっすら涙が見え、感無量の様だった。テレビ観戦している私も感無量!!!泣いてしまいました。

この様に初日の2人が、予想通り・予想以上の成績を残したのだから続く吉田沙保里・浜口京子の両選手にも「2人に続け」と気合いが入るに違いない。声援を送り見届けようと思います。

そして、明日未明には、
なでしこサッカー決勝、
明後日には男子サッカー3位決定戦、その他、準決勝に勝ち進み(真鍋監督に『結束力は世界一』と言わせる)女子バレーなどメダルが期待される団体戦が目白押し。それぞれアメリカ・韓国・ブラジル(女子バレーの決勝はおそらくFIFAランク1位の
アメリカが濃厚…日本は
同5位だけど、ここまで来れば“金メダル”への気持ちが強い方が勝つ!!)を撃破し、有終の美を飾って欲しいね。まだ暫くは、寝不足の日々が続きそうです。
頑張れニッポン!!!