最低賃金引上げは株に影響するの? | 百花の投資日記

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59歳で個別株始めました。
今はAI半導体関連株中心に買ってます^^

今年度の最低賃金の引き上げ率は、前年度の6.3%を下回り、6年ぶりに引き上げ率が縮小しました 。

 

全国平均は1,177円となり、引き上げ額は56円。

10月以降各都道府県ごとに順次発行されます。

 

 

最低賃金は、働く人にとっては「給料が上がる」という嬉しいニュース。

でも、企業側から見ると、必ずしも手放しで喜べる話ではありません。

 

 

最低賃金が上がると、当然ですが企業が支払う人件費も増えます。

 

特に影響が大きいのが、

 

・外食
・小売り
・ホテル
・物流
・介護・福祉

 

など、人手をたくさん必要とする業種です。

 

例えばスーパーなら、レジ、品出し、惣菜、清掃など、多くの仕事に人が必要です。

外食も同じです。

 

アルバイトやパートの比率が高い企業ほど、最低賃金の引き上げによる影響を受けやすくなります。

 

企業が人件費の上昇分を商品価格に転嫁できればいいのですが、すべてを価格に上乗せできるとは限りません。

そうなると、

 

売上は増えているのに利益が増えない

 

ということも起こります。

 

株式投資では、売上だけでなく「最終的にどれだけ利益が残るのか」が重要なので、これは株価にも関係してきます。

 

 

では、半導体株はどうなのか?

ここは私が持っている株を考えるうえでも気になるところです。

 

私はキオクシアを中心に、イビデン、アドバンテスト、SUMCOなど、半導体関連株を多く持っていますが、

外食や小売りのように「最低賃金で働く人が大量に必要」というビジネスモデルとは違います。

 

半導体は設備投資型で、製品の付加価値も高い。

そのため、最低賃金引き上げの直接的な影響は比較的小さいと考えられます。

 

 

逆に省人化は追い風になるかもしれない。

 

 

人件費がどんどん上がっていくと、企業は

 

「人を増やすより、機械でできないか?」

「AIで効率化できないか?」

「もっと自動化できないか?」

 

と考えるようになり、

 

 

人件費上昇

省人化・自動化への投資

AI・ロボット・半導体などへの需要

 

 

という流れが生まれる可能性があります。

 

 

日本はこれから人口減少も進みます。

 

「人が足りない」うえに「人を雇うコストも上がる」。

 

そうなると企業にとって、省人化や自動化は単なる便利な設備ではなく、生き残るための投資になっていくのかもしれません。

 

 

 

私は障害者グループホームの経営をしてきたので、最低賃金のニュースを見ると、株とは違う意味でも気になります。

 

グループホームは、工場のように簡単に機械へ置き換えることができません。

利用者さんの生活を支えるには、どうしても人が必要です。

 

世話人や支援員の人件費が上がる。

食材費や光熱費も上がる。

物価も上がる。

 

ところが、障害福祉の報酬が同じペースで上がるとは限りません。

 

そうなると、

「売上はほぼ変わらないのに、経費だけが増えていく」

という非常に厳しい状況になります。

 

私がグループホーム経営を辞めた理由の一つとして、

この年々上がって行く「最低賃金」

がありました。

 

報酬は増えないのに人件費だけが上がって行く。

 

このままでは将来的に詰む、と思ったんですよね。

 

介護業界は人件費の割合がとても高いので、

賃金の引上げは死活問題なんです。

 

 

最低賃金が上がること自体は、働く人にとって必要なことだと思います。

でも、人件費を価格に転嫁できない業界では、その負担を誰が背負うのかという問題が大きいです。

 

 

 

「賃金が上がれば景気が良くなる」だけではありません。

 

最低賃金が上がる

働く人の収入が増える

消費が増える

 

 

という良い面もあります。

一方で、

 

最低賃金が上がる

企業の人件費が増える

利益が減る

価格を上げる

物価が上がる

 

という面もあります。

 

 

 

 

人件費が上昇していく日本では、

 

「人をたくさん雇って売上を伸ばす会社」

 

よりも、

 

 

「少ない人数で大きな利益を生み出せる会社」

 

の価値がますます高くなるかもしれません。

 

その意味では、AI、半導体、ロボット、自動化、省人化などは、これからも長期的なテーマとしていいのではないかと思っています。

 

 

もちろん、テーマだけで株を買えばいいわけではないですし、

株価がすでに期待を織り込んでいることもあります。

 

それでも、

「日本の人件費が上がっていく」

という大きな流れは、企業の設備投資や経営戦略を変えていく可能性があります。

 

 

 

最近買ったブルーゾーンホールディングス。

 

ヤオコーをはじめとするスーパーを傘下に持つ持ち株会社です。

 

ヤオコーは既にかなり省人化しています。

 

 

 

需要予測型自動発注システム

 

熟練の担当者が手作業で行っていた発注業務をAIに置き換えたことで、最も顕著な成果を上げています。

 

  • 発注時間の約85%削減: 1回あたり3時間かかっていた発注業務が約25分に激減しました。
  • 発注自動化率の向上: グロッサリー(加工食品など)部門での自動化率が65%から98%へと大幅にアップしました。
  • 過剰在庫と食品ロスの削減: AIが天候やイベント等のデータを基に高度な需要予測を行うことで、在庫量を約15%削減し、食品廃棄ロスも5〜15%低減させています。

 

 

2. AI画像スキャン値付け

 

西大宮店などのベーカリー部門(1日約150種)に導入され、商品の見分けやラベル発行のプロセスを自動化しています。

 

  • 特定精度99%台後半: AIが焼き上がったパンなどの商品を高い精度で自動判別します。
  • ラベル発行ミスの根絶: 見分けにくい類似商品でもAIが正しく見極めるため、原材料やアレルギーなどの食品表示ラベルの発行ミスが明らかに減少しました。
  • 属人化の解消と新人教育の効率化: 経験の浅いパート・アルバイト社員でもすぐに値付け作業を行えるようになり、1商品のマスタ登録もわずか10秒程度で完了する仕様となっています。

 

 

3. フルセルフレジ・電子棚札の拡大

 

店舗全体のオペレーションを効率化し、従業員の負担軽減につなげています。

 

  • レジ業務の省人化: 2022年度の7店舗から急速に拡大し、2026年度中には約150店舗へのフルセルフレジ導入を計画しています。レジ人員の配置を最適化し、他の売場オペレーションへ人員を充てることが可能になりました。
  • 値札変更作業のカット: 2026年度に約110店舗への電子棚札の導入を予定しており、特売日ごとの紙の値札の貼り替え作業が不要になっています。

 

ヤオコーは店舗だけでなく、自社の物流センター(倉庫)の自動化・省人化にも大規模な投資を行っています。

特に中核となる「ヤオコー草加物流センター」などにおいて、最先端のロボティクスやシステムを導入し、深刻な人手不足への対応と配送効率化を進めています。

 

 

1.    GTP(Goods To Person)シャトルシステムの導入

 

従来は、作業員が広い倉庫内を歩き回って商品を探す「歩行型ピッキング」が主流で、体力的負担と時間が大きな課題でした。

 

  • 効果: ロボットが商品棚から必要なケースを自動で作業員の元へ運んでくる「歩行ゼロ」のピッキング環境(GTP)を実現しました。作業員の歩行時間を完全にカットし、少人数で大量の出荷をさばけるようになっています。

 

2.    順立て(じゅんだて)シャトルの活用

 

トラックに荷物を積み込む際、店舗に到着した後に売場で効率よく品出しできるよう、カテゴリーや並べる順番を考慮して荷物を整理(順立て)する必要があります。

 

  • 効果: この複雑な並べ替え作業を自動化する「順立てシャトル」を導入。倉庫内の仕分けスタッフの経験に頼ることなく、出荷ミスを減らしながら作業の省人化を達成しています。

 

3.    初の「自社WMS(倉庫管理システム)」の開発

 

外部の物流会社にシステムを丸投げするのではなく、ヤオコー独自の倉庫管理システム(WMS)を自社開発して運用しています。

 

  • 効果: 店舗の「AI需要予測自動発注システム」と倉庫のデータをリアルタイムで直結させました。これにより、物流センター側は「3日先までの納品予定」を正確に把握できるようになり、倉庫内での急な庫内作業のひっ迫や、人員配置のムダ、店舗への配送遅延を防いでいます。

 

4.    トラック待機時間を削減するデジタル管理

 

倉庫のトラック受け入れ口(バース)の混雑は、物流全体の停滞を招きます。

 

  • 効果: 「バース予約受付管理システム」を導入し、配送トラックの到着時間をデジタルで事前予約・管理できるようにしました。これにより、ドライバーや倉庫スタッフが「いつ荷物が届くか分からない」状態で待機する無駄な時間を大幅に削減し、荷受け・出荷に関わる人手を最適化しています。

 

 

以前ヤオコーとして上場していた時は、かなり人気の株だったんですよね。

 

名前が変ってブルーゾーンホールディングスになっても

会社の業績や取り組みは変らないから、これからも伸びるんじゃないかと思います。

 

ヤオコーの事業を引き継いだブルーゾーンホールディングスの株を、以前より買いやすい価格で買えるようになったので、ちょっとラッキー^^


 


 

3日の米株式市場では主要3指数が上昇。

 

米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事の講演を受けて早期利上げ観測が後退し、米長期金利は低下しました。

 

米のハイテク株高を受けて日本の景気敏感株や大型テック株にも買いが入り、

私の半導体メインの保有株の評価損益も、大分改善しました^^

 

 

9月3日のキオクシアの説明会で、

AIデータセンターのストレージを省電力化する複数の技術・製品が紹介されたこともあり、

キオクシアは +2,790円(+5.40 %)の上昇。

 

5日連続の上昇で、54,460円まで回復しました。

 

 

 

昨日はブロードコムが決算後に下がっていますが、

決算自体はかなり強烈で、

「AI需要はめちゃくちゃ強いですよ」とも言っているので、

 

AI向け半導体需要そのものはむしろ猛烈に強い、と認識されたと思います。

 

 

AI需要は強すぎる程強い、

でもAI関連株に対する投資家のハードルが異常に高くなっている、

 

ということなんですね。

 

 

 

INPEXは原油高でも下落。

 

しばらく調整は続きそうです。

 

 

三菱重工もまだ調整中。

 

 

両銘柄とも「業績の裏付けがある国策企業」なので、

気長に持ち続けてみようと思います。

 

 

 

保有株は国内株式が6日で470万円 → 5,317,180円に増えました。

 

キオクシアが少し上がったおかげです。

 

 

この調子で上がってくれるといいなー、

 

と思います。