第7章「ママへの手紙」
じゅんちゃんは、ママが大好き❤
peleは、曲の1番をママに対するじゅんちゃんの
氣持ちと葛藤。
2番は、peleと生きていたら23歳の少年だった瑠衣君との思い出を綴った詩になっている。
サイレント期間が終わりじゅんちゃんと復活したpeleが詩を読むと、そのまんまだねって笑った。その時が今では懐かしく思う。
両親に何か言われるとまるで鬼のようにくってかかるじゅんちゃん。
唯一、peleにくってかかる事はなかったけど、最後になったあの日、じゅんちゃんは鬼のような顔でpeleを威嚇した。すかさずpeleはそんな心無いじゅんちゃんの姿を見て、椅子ごと蹴り飛ばした。彼は、酔っ払いで覚えていなかったみたいだけど。
2人の関係は、終わった。
peleは、人生で初めて本能を体験した。
火事場の馬鹿力とは、こういうものかもしれない。
そして、何事もなかったかのような日々に入って行った。