8巻 第2章「離れられないご縁」
新しい年も休みはほぼ無く、3日から仕事で動き出した。
だけど、何だか身体がおかしい。
締め付けられているような感覚。
peleは、ふと症状と、過去を振り返る事にした。
氣がつけば、昨年からほぼ休まず動いていた事で、自律神経がおかしくなった事に氣がついた。
とにかく無理をせずに身体を休ませる事にした。
そうこうしているうちに、半月があっという間に過ぎてしまった。
身体は案の定復活し始めた。
休息の大切さを改めて知る事になった。
そして、peleの活動は、大きく動き出したのと同時に新年新曲が先生より上がってきた。
この曲は、先生の結婚式当日に先生の結婚迄のストーリーと、和多志とじゅんちゃんのストーリーを書いた物だった。
新曲を聴くなり、心が躍った。
2時間かけてその曲を歌いこなした。
まだまだちゃんと歌えていないが、じゅんちゃんに歌詞と歌を送る事にした。
そして、後日じゅんちゃんママに会うと、じゅんがまた暴れたという知らせを受けたと同時にある動画をじゅんちゃんに送っていた和多志。
以心伝心のようにタイムリーな内容だった。
そして、引き続き、次の日に歌の詩の意味の説明を送った。
きっと、じゅんちゃんは、プライドが邪魔をしてもがき苦しんでいるんだと感じたpeleは、またもや新しい詩を書く事にした。
18曲目の歌の曲名は、まさにプライド。
peleは、何だかんだ言ってじゅんちゃんが題材になった曲はこれで6曲目になる。
やはり、じゅんちゃんとのご縁は深いんだと感じている。
peleと、じゅんちゃんママは、昔のじゅんちゃんになって夢を一緒に叶えたいと飴とムチを使いわけて共に切磋琢磨している。
じゅんちゃんママは、何時からかpeleのマブダチになっていた。
人とのご縁は、本当に不思議な物だ。
そして、peleはまたモードを変えて半年ぶりにある所に訪れた。
そこは、ビジネスマンが沢山いる場所だった。
久々に会う人に、今回のまとまった仕事の話をし、新たにその関係者の方の友人ともご縁を繋いで頂く事が出来た。
そして、その会を後に今後のプロジェクトのお年寄りのリーダー宅に訪れた。
そこに到着すると、アメリカに30年住んでいたご夫婦がいた。
娘さんも、英語がペラペラな歌手。
何処でどう出会いがあるかわからない。
幸せプロジェクトを立ち上げ5年企業して3年。
ようやく準備が整い動き始めてきた。
今年は、それをお金というエネルギーに変え、peleが昔から口にしている。心の金持ちのpeleがお金を手にしてご縁がある方全ての方を笑顔にする。
子どものエネルギーと、お年寄りの知恵だ。
peleが幼い時に感じていても出来なかった事と、沢山の経験はあるけど年々動け無くなってきてしまったお年寄り。そして、活発に動ける身体は持っていても、引きこもっている人の体力や、能力。
全てのバランスを考えて進めて行く。
そんなこんなでpeleは、またさらに新しい詩が出来上がり、来月先生に提出する。
その曲名は、「プライド」
そして、更にpeleには新たなる課題がのしかかって来た。