「翔ちゃん…あのね、、これ…翔ちゃんのお母さんから、、」
『映画のチケットとレストランの食事券?。
ミラコスタホテル…って、あのディズニーの?
しかもペアでじゃん。すげぇ』
「うん。。お礼とお詫びに、って。。
自分が怪我しちゃったせいで二人のデート、台無しにしちゃったからって、、」
…デート?//
「オレ、全然そんなつもりじゃなかったから」
っと
だよな
ハハハ…
野郎同士で映画行って飯食いに行くのなんて
そんな珍しいことじゃねぇし…
それに俺と雅紀は兄弟みたいなもんだし…
「そりゃ、翔ちゃんとデートできなくてガッカリしたよ、、」
っ///
デートのつもりだったんか〜いっ///
「でもね、翔ちゃんがお母さんのことで大変だった時に、オレがスマホ忘れちゃってたせいで、気づいてすらあげられなかったことの方がショックで。。」
『いやいや、あん時は俺もテンパっちゃっててさっ、、』
「そのあと翔ちゃんが待ち合わせ場所まで駆けつけてくれたって話をお母さんにしたの。
昔から翔ちゃんはどんな時でも必ず駆けつけてくれるカッコいいヒーローなんです、って」
『だから〜。俺は雅紀が言ってくれるような
そんな立派な人間じゃないってばっ、、』
「ううん。ホントそうなの」
『・・///』
「そしたら、お母さんがリベンジしてきなさい、って、くれたの。
でもこんな高価なチケット…オレやっぱ貰えないよ…。だから、翔ちゃんとお母さんで行ってきて?せっかくお母さんと和解できたんだし、ね?」
『いや。母親とは行かない』
「翔ちゃん…」
『あの人の気持ちは素直に受け取らないと
逆に面倒くさいから。
それに…
俺はお前と行きたい。
ガンガン写メ撮って母親に送りつけてやろうぜ?
それが一番喜ぶ』
「…いいのかな。。そんなに甘えちゃって。。」
『良いんだよ。
それとも俺とのリベンジしたくない?』
「(ブンブンブン) したい!いっぱいしたい!!」
いっぱい、って(笑)
お前は俺のことカッコいいって言ってくれるけれど
俺はお前のこと可愛いと思ってること
お前が知ったらどう思うかな?
小っ恥ずかしくて
面と向かっては口にできないけどさ
こうして
母親のナイスアシストのおかげで
後日
俺と雅紀は
映画と食事のリベンジを無事果たすことが
できたのであった
つづく……
