指折り数えた定休日までの日々は


自分でも驚くほど長く長く感じた




そして

ようやく訪れた定休日


ドキドキワクワクし過ぎて昨日の夜はあまり眠れなかったけど

アラームが鳴ったと同時にパキッと目が覚めた




「何着よ〜」



あ〜でもない こ〜でもないと

クローゼットから数少ない服を取り出しては

昨日から鏡の前、一人ファッションショーを繰り返す



「はぁぁ〜」



こんなことなら、新しく服を新調しとけば良かったのに、買い物に出かける暇もなく今朝に至る



仕事中

こっそり翔ちゃんに「何着てくか悩んでんだよなぁ」

って相談したら


『雅紀は、スタイルがいいから、何でも似合うじゃん』

と真顔で返ってきた




スタイルが良いなんて

面と向かって言われたの翔ちゃんがはじめてで//



その言葉を信じ

シンプルにシャツにジーパンを合わせる



「・・・これで、いっか」








「あ、潤。今日オレ晩御飯いらないから、、」



潤「え?翔くんもさっきそう言って出かけたけど…もしかして二人でお出かけ?(ニヤリ)」



「ちっ// 違うよ!違う!そんなことあるわけないんでしょ〜が〜//」



潤「ふふ。分かってるって。

和や智にぃにはオレから上手いこと言っとくから。

あ、お土産…大福がいいなぁ」



「あ…ぅんっ// 大福ね!買えたら買ってくるっ」





和といい

潤といい

どうしてこうも勘が鋭いんだろう




潤「楽しんでおいで〜」



満面の笑顔で見送ってくれた潤に

軽く手を振り、家を出た




待ち合わせは

駅前の噴水広場





ハァハァハァハァ


キョロ キョロ




ダッシュして来たせいか、ちょっと早く着いちゃったみたい




┣¨‡┣¨‡┣¨‡┣¨‡┣¨‡┣¨‡




汗を拭こうとポッケのハンカチを取ろうとしたら



ん??


あれ??



無いっ…




バッグの中かなぁ…




無い無い無い!



手にしたハンカチをまたポッケにねじ込み


ケツポケットや反対のポケット

バックもひっくり返し

すべて探したけど入っていたのは財布とモバイルバッテリーだけ




どうしよう…



スマホ

充電しっぱで忘れてきちゃったぁぁ💦








つづく……