それからは、

まぁ多少のギクシャクはあったものの

潤やまぁちゃんが間に入ることで

和と翔くん距離は少しずつ縮まっていって

軽い冗談も飛ばせる仲になった





それよりも問題は、この人





智「まぁちゃん?どうした?目がおっかねぇぞ?」



「はぁぁぁぁ。やっぱり間違いだった」




智「ん?何が?」



「翔ちゃん!」



智「翔くんが??…真面目に働いてっぞ?」



「それは分かってんの」




智「なら、何でそんなにカリカリしてんの?」




「オレ、そんなにカリカリしてる⁈」


智「うん。してる」





「・・失敗したなぁって思って、、」


智「失敗??」





「やっぱ、キッチン担当にすれば良かったって」




智「え〜。翔くんを⁈

でもそれは無理って潤がハッキリ言ってたじゃん。翔くんには調理も洗い物も向かないって。

まぁちゃんも納得して、翔くんをフロア担当にしたんだよね?」



「そう…だけど」



智「じゃあ、なんで今さら??」





って

まぁちゃんに質問しちゃったけど



ホントは知ってんだよねぇ



まぁちゃん分っかりやすいから





ほら

今も翔くんが接客してるお客さんを

凍りついた顔でジーーって睨んでるし



その客が翔くんにボディータッチしようものなら

別に希望されてないのに

コーヒーをサーブしに行っちゃったりして

フフフ




確かになぁ


あの甘いマスクに

スマートで紳士的な接客だもん


そりゃ

男女問わずモテちゃうよなぁ



当の本人は全くそのことに気づいていないのが

翔くんらしい(笑)




でもさ

ヤキモチ妬いてる まぁちゃんだって

相当モテモテで

まぁちゃん目当ての客だってかなりなんだぞ?って言ってやりたかったけど



しばらくは

ほっとくことにした




だってその方がおもしろいし



それに

きっと


なんか

いい風に風が吹きそうな気がしたから








つづく……