思ったより傷の治りも良く
予定より3日早く退院した


しばらくは自宅安静が必要と医者に言われたのは内緒にして
重労働でなければ仕事してもOKだって言われたもん!と、
皆んなの反対を押し切って、店に立った


さすがに退院して1週間くらいは キツかった

玉のように流れる脂汗は
熱いねぇ〜って笑いながら、ごまかしごまかし働いて、食欲がなくても何とか水で胃に流し込んで食べた



その甲斐あってか
3ヶ月後にはガクッと落ちた体重も元に戻り
立ちくらみもなくなり、完全復活

いつもの日常が戻ってきた




「さぁ!今日もバリバリ働くぞ」


いつもより早起きしたオレは
気合いを入れエプロンをし、
庭に水やりをしていたら

オープン前の店先に人の姿が



・・・あのシルエットは、、

もしかして⁈



オレは急いで店に戻り、鍵を外して
ドアを開けると


そこに立っていたのは
やっぱり




大きなスーツケースを持った


翔ちゃん、だった





「・・ありがとう✨来てくれたんだね」


『ん』




「皆んなを呼んできて良い?」


『うん。俺も皆んなにちゃんと会って話したい。
あ・・でもこんな朝早くに迷惑だよな、、』


「ううん!潤も智にぃも、そろそろ起きてくる頃だし、和はたぶんまだ寝てないはず!
じゃ翔ちゃん、ちょっと待っててね!」



オレは翔ちゃんの手を引いて
カウンター席に座らせ


飛ぶように
階段を駆け上がった



「潤!!智にぃ!!和ぅー!!」








つづく……