「うん。ゴメンネ、智にぃにも店手伝ってもらっちゃって、、うん…うん。。うん…ありがとう。。よろしくお願いします。。。」
このお金…
返せたら直ぐに店に戻ろうと思っていたけれど
不在のため会えなかった
何時ごろ戻りますか?と受付の人に聞いても
分からないとのこと
仕方なく
玄関の近くで帰りを待つことにした
けれど
夕暮れになってもまだ帰ってくる様子はない
あまりしつこく受け付けの人に確認すると
怪しまれるしなぁ…
どうか神様
もう一度だけ逢えますように✨
そう願いながら、夜まで待つことを決めた
・
・
仕事を終えた社員たちが帰って
2時間ほどしてから
一台の車が玄関前へ止まった
もしかして…
あの車かも!
オレはすかさず車へ向かって走り出した
けど
そんなオレを追い抜くスピードで走る人が、、
その手に光るモノをオレは見逃さなかった
全速力で後を追いかける
助手席のドアが開き、降りて来た瞬間
「何もかもお前のせいだ!!」
そいつがナイフを振りかざした
危ない!!
咄嗟に動いた体
オレはそいつめがけてタックルをし
揉み合ううちに
「うぐっ!」
猛烈な痛みが脇腹を襲った
『おい!おい!! しっかりしろ!!
雅紀!! 雅紀ぃぃ!!!!』
そして
そのまま意識を手放した
つづく……
