「店あるのにごめんね」
相母「何言ってんのよ。息子の一大事だもの。それに、一郎くんにも会いたかったし♡
ね!一郎くんもお婆ちゃんに会いたかったわよね〜?」
( ˶'ᵕ'˶)♡「ん!」
今日は翔ちゃんは
延期していた大切な打ち合わせがあると言って
休日返上で出勤
遅刻するギリギリまで
オレのことを心配して家を出ようとしない翔ちゃん
そんな翔ちゃんを何度も説得して説得して、どうにか送り出した
ただ
やっぱり翔ちゃんがいないと
何をするにも不便で
実家の母親に事情を説明して助っ人として来てもらったのだった
エプロンをしめた母親が
いざ、家事に取り掛かろうとした
その時、
ピンポーン
インターホンが鳴った
相母「いいわ、私が出る」
「ありがとう」
相母「あら、回覧板かしら?はーい。今開けますね〜」
「・・え?回覧・・板?」
うち、まだ町内会とか入ってないけど…
スリッパをパタパタさせ
施錠を開けに行った母ちゃんの背中を
一郎と一緒に追いかけると
相母「マサくん。こちら、もしかして?」
「お義母さんっ」
櫻母「はじめまして。翔の母です。うちの息子がいつもお世話になっております」
相母「あら。やだ。まぁ。こんな格好で失礼します。雅紀の母です。こちらこそ、大変お世話になって、、」
両家で食事会をしたいね、と翔ちゃんと話していた矢先の怪我だったため
これが初顔合わせ
そこから玄関で
母親どうしで挨拶大会
からの
櫻母「雅紀くん!怪我!大丈夫なの⁈
翔から聞いて、もうビックリして飛んできたのよ!なんでこんな大変なこと、あの子ったらすぐに教えてくれなかったのかしらっもうっ」
「すみません。お義母さんにまで心配かけちゃって…」
櫻母「翔に頼まれて家のことお手伝いに来たんだけど・・でもお母さまがいらしてたら私の出番なんてなかったわね、、」
相母「いえいえ、私もついさっきここに来たばかりで、これからなんです。もし良かったらご一緒に…」
櫻母「お邪魔じゃないかしら?」
相母「そんな!とんでもない。ね?雅紀」
「助かります。ありがとうございます…」
強力な助っ人が増えたことはありがたい
けど…このシチュエーション
ちょっと、いやかな〜り気は使う
そんなオレの気持ちとはうらはらに
孫を溺愛する二人に囲まれた一郎は
とっても嬉しそう
( ˃ ᵕ ˂ )♪
二人の祖母に教わりながら
腕まくりで一生懸命家事を手伝ってくれた
つづく……
