にこちゃんの出産レポ。
記念に綴ります。
幼稚園の夏休みのあと
地元のお祭のはしご。。
夜風をうけながらお散歩。。
ここまできて、帝王切開はいやだぁ
と思いながら日付がかわって。
あれ?これ、陣痛かもっ!
時間をはかると、七分おき。。
実家の母に熟睡した
ぺこたちをみてもらうのに
かけつけてもらう間も陣痛がきます。
陣痛は1、2分でおさまるので、
その間は、うぅー。。
でも陣痛がおさまると、動けちゃう。
陣痛が15分切ったら、
病院に来て下さ~い。
と言われていたものの、
最初から七分。。
「破水してないから、
お風呂であったまってからいくー」
と言ったら、母が
「このタイミングでお風呂⁈ 笑えるわ」
と、失笑。。
お友達が病院についてからも
モニターつけながら歩いて
超安産だった話を聞いていたので
この作戦実行しちゃえ。
夜間受付で待っていてくれた助産師さんが
「車椅子のりますか?」
と、天使の囁きにも
「あるいてみます」
と、お断り。。
大学病院の長い廊下はマラソンコースか。。
とおもえるほど。
途中、陣痛が二回きて、
やっと病棟へゴールッ~
到着が3時過ぎ。。
「陣痛五分間隔で、
子宮口が四センチくらいかな~
陣痛室にいきましょうね~」
と移動。。
「母子手帳だしてもらえます?」
あれ?ない。。。
毎日何があってもいいように
持ち歩いてたのに、無い。。
パパとりに帰る。。笑
その間も陣痛はすすむ。。
陣痛と陣痛の間はウトウト
眠れてしまう程、夢心地。。
パパが戻って来てくれて
モニターをみながら
陣痛の数値が強くなると
腰をさすってくれました。
ぽこの時は
「そこじゃないのー、こっちー」
と言ったやりとりが多くて
19時間、陣痛に付き合ったパパ
最後ヘロヘロ。。
今回は、ピンポイントを
理解して何も言わなくても、ストライク!
さすが、なんでも経験だ~
ぽこの時は3センチから
7センチまで開くのに
14時間位かかったので、
今回もうまくいって
お昼くらいかな~と勝手に想像。。
5時半の内診で
「子宮口、七センチ開いてるし
赤ちゃんに頭ふれるから
そんな遠くないわ
分娩室にいきましょう」
きゃーん。。
嬉しい~。。
この時の助産師さんの言葉は
天使のことば。。
もう七センチなんて~。
双六で、ワープしちゃった。みたいな
「トイレいっていいですか?」
「りきまないでくださいよー」
「わかりましたー」
みたいなやりとりがあって、分娩室に。。。
「どの位で産まれますかね?」
「もう、すぐだとはおもいますよー」
もうすぐ…
ヤッター♫
陣痛はどんどんいたくなって
ヨーガで習った呼吸をしながら、
ハーハーといきみ逃し。。
「あたま下がってきたから
次の陣痛の波きたら
のってみましょう」
この助産師さん、サーファー?
「はい、波乗ります。。
あっ、きます。」
「よし、りきんでみましょう」
「あたま出てきたよ~」
だが、しかーしっ、あたまハマる。
「痛いですー」
「これは、痛い。。あと、
何回かで出るから大丈夫よー!」
と、分娩台に上がりながらも
陣痛と陣痛の間は
普通におしゃべり出来ちゃうほど。。
そして、三回目で、
スルリとにこ産まれてくれました。。
病院についてから
三時間半のスピード出産。。
三回目にして、
初めて出産の醍醐味を味わえました。
ヨーガやソフロロジー?を
ぺこの時から頭に入っていたものの
初めて実践できました!
三度目の正直ってやつです。。
ヨーガの呼吸法で全身をリラックスさせる。
心身がリラックスした状態で
分娩の進行に沿った流れをイメージ。。
陣痛も、
むしろアドレナリンが出ている状態で
痛いけど心地いいくらい。
にこがおりてくるのがわかって、
いま、力んだらでてくるなーとか、
この波に乗ろうとか、
呼吸を上手に使おうとか、
リラックスしながらも、
冷静に状況把握できました。
にこは、本当につるんと産まれました
素晴らしい出産でした。
穏やかで感動に満ちて。。
大学病院なのに、
今回はうまく進んだので、
二人の助産婦さんがリード、
二人の女医さんが、
何かあったら医療行為をするため
見守るという
ここは
助産院?と勘違いする程、
アットホームに出産できました。
ぽこの時が
どれだけ大変だったかってことが
今更わかりました。笑
夜中なのに研修医含め
最後10人以上
観察されていた私…
いいんですけど…
ぺこの緊急帝王切開。
ぽこ自然分娩チャレンジ
19時間陣痛の出産
にこ 自然分娩チャレンジ
3時間半のスピード出産
と、三人三様
まったく違う出産になりましたが
やってよかった!
ヨーガの先生が
帝王切開したあと
自然分娩チャレンジする
選択肢もあるよって
いってくれなかったら
にこの自然分娩を
味わえなかったかと思うと、
出会いが人生変えるってこのことだわ~!
とあらためて思いました。
ぽこは、富士山登山くらいの
体力消耗だったけど、
にこは、高尾山ハイキングていど。
あらまっ、登頂!みたいな。。
幼稚園の全部の行事を終えて
産まれてくれた
にこちゃん。