技巧チーム四天王の一人、モーターマン。
コミカルな見た目からして陽気な奴なんだろうと思い込んでいたが、原作を読み返してみたらとんでもない傲慢キャラだった。
自分の事を「モーターマン様」と呼び、チームメイトであるバイクマンとパルテノンを完全に見下している。
「あんた方が戦う前にこのオレさまがラーメンマンを仕留めているだろうが」
なんという余裕にあふれた態度。
結果は御存じの通り、ラーメンマンのキャメルクラッチで真っ二つに破壊されてしまう。しかもたったの37秒で。
「なんでこんな弱い奴がゼブラチームにいるんだ?」という読者の疑問に答えてくれたのが上のバイクマンのセリフ。
モーターマンは、バイクマンを充電する小型充電器として参加していたのである。
・・・いや、それなら試合するメンバーとは別に充電係としてセコンドに付けておけば良かったのでは・・・。
まぁ、メンバー追加したりやりたい放題のキン肉マンチームより、技巧チームの方がルールに則っているのは間違いない。
そんなかわいそうなモーターマン。一体どんな超人なのか気になったので図鑑で調べてみた。
さっそく図鑑が役に立ったぞ。
ダサデザインのモーターマンが、こんなにスタイルよくカッコ良く描かれている(首のトゲトゲが無いのが惜しい)
ちなみに、超人強度は技巧チームでもっとも低い。
ゼブラ 1億パワー
パルテノン 1500万パワー
バイクマン 1200万パワー
マンリキ 721万パワー
モーターマン 460万パワー ←
自らの事を「モーターマン様」と呼びバイクマン達を見下す態度を取っていたのは、数百試合しても余るほどの電力を備えている自信からだったのだろうか?
もしくは、自分の電力がなければバイクマンなど動けないくず鉄だという事が分かっているから、マウントを取りにいったのか。
いや、実際は充電池の役割として参加している件は、本人には伏せられていたに違いない。
あくまでも超人格闘者としての腕前を買われて雇われたと本人は最後まで思っていたはずだ。
その事を本人に悟らせないために、モーターマンを持ち上げまくるゼブラ。なんて気遣いの出来るリーダーなんだ(それにしてもこのパルテノン、絵に描いたような太鼓持ちキャラだ)
100t戦の傷が癒えてない状態とはいえ、テリーを圧倒するモーターマン。それなりに強いんだろう。
ところでモーターマンと言えば顔デザインが定まらない事に定評がある。
最後に、モーターマンの顔デザインの変遷を掲載しておくとしよう。
その1:目無し顔
その2:目あり顔
その3:トゲ付きドリルマスクから目が見えている顔
その4:キモ顔
その5:再び目なし顔
その6:ここで唐突にゴルゴ13ばりのキリリ目
その7:漏電して丸目になり、最後目がとれる。