つまみ細工の布をカットする時に
お洋服の型紙を置いて裁断する訳でもないので カッティングマットに布を置いたら 近くに置いてあるホチキスとか 珪藻土素材のコースターをちょっと置いて ロータリーカッターでサクサクと裁断していたんですよ
でも 結局使いにくいので きちんとある程度重さのある ガラスか金属素材の重りをGETしようと思ったんです
とりあえずフリマアプリで 格安に探したんですけど 今って金属の建値自体が高騰しているからか 丁度いい重さの文鎮か ペーパーウェイトってなかなか無いんです💦💦
無理を言うと100グラム位の重りが一個300円位で欲しかったんです
でも待てよ……
私が勤めている会社は 金属を鍍金加工している会社……
廃棄する金属の塊くらいあるよね？と……！！！！！
で、数が少ない端子に電気を通電しやすいように一緒に入れるダミー素材で 物凄くデカくなり過ぎた物があったよね？と！！
コレなんですが、解ります？
ダミーの下に置いたネジが この塊の中なんですけど、このネジに銅が付いてニッケルが付いて……を繰り返してこれだけ大きくなってるんです（笑）
鍍金(メッキ)って そもそも元の素材をメッキして錆びにくいようにしたり ハンダ付けしやすくしたりするのに加工するんですけど、
例えば鉄(Fe)や真鍮(BS)で作られていることの多いネジにニッケル(Ni)や錫(Sn)をメッキしやすくするのにまず銅(Cu)を1〜2ミクロン下地で付けてから 上にニッケルや錫を3ミクロンとか5ミクロン付けるんですよ
★1ミクロンは 1ミリの1000分の1の薄さが1ミクロンです。
なので、中のネジにこれだけ銅が付いてニッケルが付いて………を繰り返して大きくなっているってことば凄い使い回されている訳です（笑）
あまりに大きくなりすぎてしまうと使い勝手が良くないのである程度したら 回収業者とかに回収に出すんだろうけど 出すにも買ってくれる場合と お金がかかる場合があって だいたい回収業者に出す時はお金を払って回収してもらう物ばかりなので このダミーは遠慮なく私がもらいます🎶
大きな六角ナットとかボルトを買おうかとも思ったんだけど ナットよりかは芸術的風？（笑）
洋裁用文鎮は高い！！
ペーパーウェイトはさらに凝ってて置物に出来るくらい綺麗だったりして高い…！
天然石を加工してあるとか クリスタルガラスとか……
けれど、ホームセンターで売ってるナットやボルトは安い（笑）
亜鉛メッキしてあると 色もコガネムシみたいでキレイだったりするんですよね
しかし
コレの方がツヤツヤモコモコしてて可愛い❤
どうして元々のネジが ダンベルみたいな形になってるのか？というと 簡単に言うと 電気メッキは 電気が流れてメッキが付きやすくなるのは 物の端っこや先端の細い所に電流が極端に集中して厚くメッキが付くんですよ
高校の科学でやってますよね？
なので、こんな形に(^o^)
カッティングマットの上のちりめんや羽二重をおさえるのにはこれで十分じゃないですか？
#つまみ細工
#ヘアーアクセサリー
#HairAccessories
#かんざし
#髪飾り
#和装小物
#一越ちりめん
#羽二重
#鍍金
#メッキ