回避性パーソナリティー障害。
回避と逃避の違いってわかるかな?
回避は、何かにぶつかる前に迂回すること。
逃避は、何かにぶつかってから逃げること。
「現実逃避」ってよく聞くけど、「現実回避」とは言わないのは、現実はもうすでに誰の眼の前にもあるから、あらかじめ避けるっていうのはできないってことなんだね。
現実は、嫌なことが起きてから逃げるしかなくて、嫌なことが起きる前に逃げるなんてことができない。
つまり、人生ってのは嫌なことが全く起きないようにするなんて無理ってこと。
回避性パーソナリティ障害では、その無理なことを望んでしまっているのが問題で、いかに失敗しないか、人から非難されないようにするか、自分に責任が及ばないようにするか、ひたすら考え、不安に陥って動けなくなってしまう。
そこでやっかいなのが、そういう思いが邪魔して治療や相談にも行かれないってこと。
医師に怒られやしないか、カウンセラーに笑われてしまうんじゃないか、そんな風に考えてなかなか行けない。
でも、大丈夫。
実は相談に来る人のほとんどがそんな思いを抱えて来ているから。
そして、来てよかったと多くの人は言うし、不安があるにも関わらず相談できたってことが多少の自信にもつながるみたい。