日本本州の港を出港して南寄りに航行しています。
日本海側では大雪、太平洋側では雨が少なく乾燥が続いているようですが、昨日同様にスッキリとはしない空で朝を迎えました。
今回の船、3ヶ国の人種が一緒に乗っています。
ボクを含む日本人、インド人、フィリピン人。
久しぶりですね、インド人クルーとの乗り合わせは。
若い頃は何度かありましたが、船長になってからはインド人とは初めて。
やはり難しいかなぁ〜と。
別にそれぞれの国の方々に対する先入観とかではなく、単純に育った環境、文化、習慣が異なるヒト達と閉ざされた空間の中で生活を送るってことが。
まだ各国のクルーの人数割合が同じくらいならイイのですが、偏りがあり、また役職による上下関係もあるので。
船長としてやはり公平に見なければならないですし、彼らから偏った考えや対応をしていると思われるような立ち振る舞い、接し方をしないようにもしなければならないですからね。
たとえボク自身がそのつもりは無くとも。
ただ、ボクが日本人であるコト、育ってきた文化や慣習を今から急に変えるコトなんてもちろん出来ないですから、考え方もそうそう変えられるモノではないし。
まぁ、変える必要はないのですが、如何にそれぞれの国やその人を尊重した立ち振る舞いができるか?というコトとは思ってはいますが。
相手の文化や慣習を理解し、尊重、信頼するか。
でも、やはり言葉の壁は否めないので、コミュニケーションを密に取るコトをいつも以上に心掛けないといけないと。
「わかっているだろう」
「やってくれるだろう」
なんて思っていたらダメなんですよね、きっと。
でも、上から目線の物言いではなく丁寧に。
そう、今ブログに書いているのはある意味ボク自身に改めて言い聞かせる為。
アタマでは分かっていても行動に移すコトは難しいですから。
書いたって行動に移せるとは思っていないですが、ただアタマの中で思っているより、文字にして可視化した方が少しは明確に何をすべきか見えてくるので。
文字に起こしていくウチに、更に思い出す、見えてくるコトもありますからね。
仲良く…って子供じゃないんだからと思うかもしれませんが、雰囲気のワルイ船内では事故が起こり、ケガも増え、パフォーマンスも低下するんですよ。
もちろん船、船内に限ったコトではなく、どんな仕事でもとは思いますが、上述のように限られた空間の中で24時間共にしていますから、特になんです。
だから、仲良く、楽しくがホントに大切。
さて上手くいくとイイのですが…。
Aretha Franklin 「Respect」1967年リリース。
1965年Otis Reddingにより書かれ、彼自身がリリースをしていますが、Arethaは女性目線の歌詞に少し変えて歌い、Arethaの代表曲となった1曲。
この女性目線に歌詞を加える、変えることに生前のインタビューでは「私なりのアレンジを加えることは面白いと思った。だからRCAレコードにいた妹と手を組むことにした」とコメント。
オリジナルの歌詞にはない“Sock it to me”(もっと来て)というセクシャルな表現だったり、“TCB(taking care of business)”など意味深な言葉を加えていたりしますね。
やはり声が好きかな。Aletha Franklin は。
シャウトする時の声とか。
この曲ではそこまでシャウトはないですが、サビのコーラスとの掛け合いが好きですね。
♪
All I'm askin' is for a little respect when you come home(Just a little bit) baby(Just a little bit) when you get home(Just a little bit) yeah(Just a little bit)
直訳したら
Respectは尊重してですが、この歌の流れだと
♪
あなたが家に帰ってきたら、わたしのことをもう少し構ってほしいのよ
(もうちょっと)ベイビー
(もう少しだけ)家に帰ってきたら
(もうちょっと)ねぇ
(もう少しだけ)
まぁ、船でもやはり港のコトを気に掛けで構わないといけないですからね。


