全然クリスマスを感じがなかったイスラム圏の国のホテル。
日本のホテルならクリスマスがホールのど真ん中にあったり、さまざまな飾り付けがなされているのに、ホントここそんな飾りもなく。
そんなホテルでの朝食。
流れているBGMをよく聴くとクリスマスソング。
でも、かなりアレンジがジャズっぽく、ピアノのみで奏でられていましたね。
あっ、生演奏ではないですよ。
ホテルに泊まりビュッフェスタイルだと、取るメニューは大体同じなボク。
サラダを取り、オレンジジュースを取り、コーヒーをたのんで。
サラダの後はもう一度ちょこっと野菜を取り、ハムやベーコンにパン。
んんんっ?
ナイ⁇
そんなはずは…
玉子が見当たらない⁉︎
スクランブルエッグもゆで玉子もポーチドエッグもオムレツも、もちろん生卵もない‼︎
えっ? 港湾労働者のキャンプじゃ毎朝、茶碗一杯半のスクランブルエッグと2個のゆで玉子が出ていたのに??
何回かぐるぐると周り探したんですよ。
ないんですよ、玉子料理が…。
いや、コレはあれだね、シェフに頼んでオムレツを作ってくれるタイプだなッ‼︎と思い、カウンターの中で、何かを焼く準備をしているシェフの前でに。
ボードに何か書かれていたので、何かなぁ〜と見ていたら、
「ドーサいる?」とシェフが。
正直ドーサが何か直ぐには頭の中では繋がらなかったんですよ、料理名と料理自体が。
でも、取り敢えず食べてみようと。
あぁ、インド料理なんかでみるクレープのヤツね。
嫌いじゃい、と云うか好きな方。
じゃがいもや玉ねぎにスパイス。
ただ…
何気なくソースを付けて食べていたんですよ。
赤みを帯びた方はちょっとピリ辛。
白い方は多分フムスだと思うのですが、マイルドなソース。
端から順番に食べて行って…、カラッ‼︎、いや、ホント辛っ‼︎
このドーサの中に長い唐辛子がそのまま3本。
辛いのは強い方なんですが、全く予期していない辛さにビックリ‼︎
いや〜コレはさすがに辛い‼︎
でも、旨い‼︎
変に味付けされた辛さではなく、シンプルな辛さがイイ感じ。
ただ、やっぱり辛い‼︎
そんな顔していたんでしょうね。
配膳担当が近づいてきて「Hot?」。
『辛いけど、美味しいよ。』と答えおきましたけど、久々にラリアートを喰らった感じの、辛さでしたね。
辛かったので、デザート風にしたマフィンを最後に頂いて、朝食を終えました。
因みに、ソーセージはチキン。
ベーコンはターキーでした。
イスラム圏じゃ豚肉はダメですからね。