長年の…って程でもないですし、実際一冊も本は持ってはいないんですけど、目にすると読んでしまう漫画、『ゴルゴ13』。
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しゃくにさわるわ
100カラットのダイヤね
あなたはいつも傷つかない
覚悟をなさい
冷たい背中に向けた
引き金に真紅なマニキュア
Pray for you, pray for you
作者のさいとう・たかお氏が亡くなられたとの知らせに少しショックを受けました。
乗船すると必ずと言ってイイほど、船内の書庫に『ゴルゴ13』は何冊かあるんですよ。
普段漫画でさえあまり「文字」を読まないボクですが、船の書庫で『ゴルゴ13』を見つけると手に取り読んでしまいます。
今の船、全作品ではないものの、それなりに揃っていて、ココ1ヶ月近く寝る前にベッドで読んでいたところです。
文庫本サイズのリバイバル版が47巻まであり、単行本サイズも15冊程あります。
長年船にあり、読まれてきたのかカバーがないものも。
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祈りの言葉はただ一つ
恋の狩人に値する死を
愛は幻
憐れみだったらお返しするわ
許せないのよ
燃える体 置き去りに
あなたは風で通り過ぎる
安心なさい
せめて手向けの花束
摩天楼から投げてあげるわ
Pray for you, pray for you
400話以上あるコトは以前読んだので、知っていますが。
ゴルゴ13こと自称デューク・東郷。
彼の異常なまでのストイックさ、冷静さ、頭の回転の良さ、タフさ、肉体美、数々の美女との夜、そしてあの正確さ。
男としてはどこか憧れるトコがありますよね。
超一流のスナイパー。
全くと言ってゴルゴ13のプロフィールは知り得ぬ設定、その謎めいたトコも魅力で。
『THE ゴルゴ学』なんて本もリリースされていたり、映画化やラジオドラマのCD、ゴルゴ13のフィギュアなんかも発売されていますよね。
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愛した男はただ一人
思い出根こそぎ 葬りたいの
時は陽炎
不実を責めても仕方がないけど
祈りの言葉はただ一つ
恋の狩人に値する死を
愛は幻
憐れみだったらお返しするわ
〜Pray for you / Cindy Wood〜
衝撃的な登場のゴルゴ13。
一話の一頁目に登場するゴルゴ13は白のブリーフ姿で窓際立つ…。
そんな作品はなんと1968年‼︎
ボクが生まれる5年も前から描かれているって。
最近はどうだったんですかね。
昨年コロナ禍により、執筆活動を休止されたというのはニュースで見た記憶がありますが、それはスタッフの方々やご自身がコロナに感染しないようにと、予防策だったと。
今夜も『ゴルゴ13』を読みながら眠りに就こうと思います。
御冥福をお祈りします。
……「Pray for you」Cindy Wood、劇場版『ゴルゴ13』(1983)のオープニング・テーマ曲。
謎の女性歌手、Cindy Wood。
作詞 阿木燿子、作曲 つのごうじ、編曲 木森敏之。
このCindy Woodが微妙な日本語で歌っていました。
歌詞、確かに阿木燿子ですね。
