The way you look tonight / Tony Bennett | AREA73 MY NEXT THIRTY YEARS

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1973年出現、船長、だけど今は陸での仕事。
海に戻りたい坊主おやじの出来事、気になる事。

ご無沙汰になってます。

相変わらずのネット環境なので。


船に乗ると陸上にいる時よりもオールディーズだったり、ジャズな曲を聴きたくなるような気がして。


別に客船の雰囲気ある部屋でもなんでもないのに、何故か聴きたくなる…。


そんな感じで今宵は「The way you look tonight」

邦題では「今宵の君は」


最近だとMAROON 5のAdam Levineが、その少し前だとMichael Bubléなんかの歌唱が話題に昇っていましたよね。



AdamはFrank Sinatraのversionを参考に…と言われていたりしますが、Adamはアダムでイイ味を出していますね。


そう、あんたファンのクセに忘れてないですか?と言われてしまいそうですが。


ハイ、松田聖子もしっかり、しっとりと歌っています。

『SEIKO JAZZ 2』にて、このSeiko MatsudaのJazz Album第2段のメインプロデューサーでもあるMervyn Warrenとデュエットにより披露しています。


あっ、別にこの『SEIKO JAZZ 2』に収録されていたから知った曲じゃないですよ。

もっともっと前から聴いている曲です。


何せ、American pop musicのスタンダード中のスタンダードですから。


1936年のハリウッド映画【Swing Time (邦題:有頂天時代)】Fred Astaire主演にて、このアステアが歌い、この年度のアカデミー賞最優秀歌唱賞をも受賞している曲。


以後様々なアーティストにカバーされ、一番ポピュラーなのはFrank Sinatraでしょうか。




Harry Connie Jr. だったりRod StewartやAndy Williamsも。


Jazz界ではMiles DavisやSonny Rollins、最近ではKenny Gも奏でていますね。


そんな中、ボクが好きなのはPop界の大御所、Tony Bennettのversion。


最近でも精力的に活動しており、『Duet』シリーズをリリース、American Classic をTony Bennettと色々なアーティストがデュエットしている愉しいアルバム。

『Duets 2』でこの「The way you look tonight」をFaith Hillとデュエットしていますが、ボク的にはTony Benettの独りでの歌声が好きなんですよね。

1958年にリリースされているようで。

って、ホントどれだけ前なんだ?って感じですが、Tony Bennett 御歳95歳で現役歌手。


そんなTonyの優しい歌声が、Fred Astaireとはまた違った優しさがありイイんですよね。


Fred Astaireもですが、Tony Bennett も、この良き時代のハリウッド俳優や歌手ってカッコいいですし、雰囲気がありますよね。


そんな雰囲気とは程遠いボクですが、今宵は「The way you look tonight」を聴きながら…。