『Precious Moment』1989年作品。
80年代ですね。
このALBUM、大村雅朗氏がSound Produceしているんですよね。
この作品が松田聖子との最後のALBUMになってしまうなんて、大村雅朗氏も松田聖子も思ってなかったでしょうね、当時は。
この10年後に『永遠の少女』にて「櫻の園」で大村作品を歌っていますが、既に大村氏が亡くなられた後ですからね。ホント残念でなりません。
『櫻の園』、大村氏のアレンジで聴きたかったぁ~。
そんな大村雅朗氏が携わった『Precious Moment』なんですが、急遽作られた感がないですか?
ホントはこのALBUMの前に世界デビューALBUM『Seiko』を予定していたんでしょう、本人もSONYも。
でも、予想以上に『Seiko』に時間が掛かった。
その間に日本では、〝娘をおいて、アメリカで遊びに夢中〟とか、事務所移籍問題、更には真○広之や△藤真彦との不倫⁈問題で騒がれ、最後にはジェフ・ニコルス。
風当たりが強くなってきていた頃ですよね。
なので、取り敢えずSingleとALBUMをリリースしなきゃッ‼みたいな感じが。
松□隆氏ともその頃、色々あったみたいですからね…そんな中、同胞であり、数々の名曲を生み出してきた大村雅朗氏が選ばれたんでしょう。
まぁ、背景はおいておいて(^^;;
⒈Chease My Dreams ~明日へのStep
コンサートのオープニングを意識したアレンジですよね、かなり。
この歌から聖子のメッセージソングが書かれるようになったのは。
POPなメロディに弾むようなアレンジ。
♪Step Step Step 一歩ずつ
I'm just dreaming,
we could be together
ストレートな歌詞で描かれていますね。
もちろん、このコンサートのオープニングを飾ったワケですが、あの時の衣装‼
最近はめっきり遊び心のなくなった衣装ばかりですが、この頃は奇抜な衣装も結構あり、楽しませてくれたんですがね…。
2.手のひらのSnowFlake
珍しく前奏なしで、コーラスと共に始まる曲。
この始まりに英語の歌詞を並べてきましたねェ~。
可愛らしさをイメージしたアレンジの合間にギターのフックが効果的に入れられていて、アクセントに。
キーボードの打ち込みだけに頼らず、ちゃんとドラムを使っているのも、さすが大村雅朗氏。
このALBUMの中で1番好きな曲です。
すっごく丁寧に歌っている印象です。
3. Precious Heart
このALBUMのリードSingleですね。
でも、この曲だけ浮いた感じ、他の曲から。
作曲はプリプリの奥井香、アレンジャーは笹路正徳。
そう、プリプリなんですよ、曲もアレンジも。
いくら歌詞を聖子本人が書いても。
サビの短いフレーズを繰り返すところなんて、まるでプリプリ。
アップテンポなメッセージソングで、アレンジも華やか。
単独で聴くと元気に成れる曲で好きなんです、歌詞の中に聖子自身の決意が見えますし。
そうそう、この歌を夜のヒットスタジオで披露する直前の加賀まりこの一言…、聖子は軽く無視してました^o^
この歌の衣装は久しぶりのパンツスーツ。
バイオレットカラーにブラックのインナー、そしてハット。
アメリカナイズされてました。
4.風のマリーナ ~潮風に乗せて
ミディアムテンポの冬の海辺にぴったりなアレンジ。
軽めのドラムにキーボード、とっても軽やか。
サビは聖子自身のコーラスが印象的。
つい繰り返し聴いてしまいますね。
5.Forever Love
ミディアムバラードで綺麗な曲です。
この歌の声が若く感じるのはボクだけでしょうか?結婚前の…そんな感じが。
アメリカで色々歌唱指導をも受けてきたんでしょうが、どちらかと言うとそれがあまり感られない。
自由にと言うか、声の出し方やブレスの仕方を気にせずに、気持ち良く歌っているように感じます。
6.あなたにありがとう
この曲も好きですね。
ブリッジが特に。
あまり声が伸びてないのがちょっと残念なんですが、ハスキー気味な歌声がイイ‼
7.月夜のDancing Beat
アメリカで吸収したダンサブルなナンバーをイメージしたんでしょうね。
POPなサウンドに細かいビートを散りばめて。
ガチガチの16ビートや32ビートにしないのが、大村氏が持つ柔らかさなんでしょうね。
コンサートではマドンナを意識してか、バックダンサーを引き連れダンスを披露。
まだ、チョットぎこちない感じが、またイイ?
8.今も、Playboy
何だか曲全体の雰囲気が好きです。
『Windy Shadow』の「今夜はソフィストケート」を思い浮かべる曲です。
高橋諭一作曲のPOPなナンバー
9.二人だけのChristmas
当時このALBUMを買った頃、直ぐに友人に貸したことがあるのですが、その友人が物凄くこの曲を気にいってました。
ボクはどちらかと言えば苦手な方だったのですが、月日が経ち改めて聴いてみたら気に入りました。
題からしてそうですが、クリスマスな雰囲気がイイんですよね。
ミディアムなテンポ、バロック風のアレンジ、やっぱり大村雅朗氏の引き出しの多さに脱帽です。
聴けば聴くほどに良く思えます。
小森田 実なんですね、作曲。
10.バラ色の扉
『SUPREME』以来、色々なアーティストに楽曲提供をして貰っていますよね。
このALBUMでも色々な方に。
この曲、徳永英明なんですね、作曲。
なんと言ってもこのALBUMから聖子自身の作詞が本格的に始まったワケですよね。
あまりピックアップされないALBUMなんですが、派手さがない分、じわぁ~と良さの感じるALBUMだとボクは思っています‼



